キャットフードで猫の毛並みがよくなるか考えてみた

猫の魅力の一つでもあるモフモフで気持ちいい毛並み。

触るだけで癒される猫のモフモフな毛並みですが、猫は本来、毛づくろいをしてきれいな毛並みを保っています。

でも、急にボサボサになったり毛づやが良くないと感じるようになったときには、体調不良が原因だったなんてこともあるんです。

この猫の毛並み、悪くなったと感じたときはキャットフードを変えることで改善することはできるのでしょうか?

調べてまとめてみました。

猫の毛並みが悪くなる原因を押さえる

猫の毛並みが悪くなる4つの原因

・体調不良などによって毛づくろいができていない

・皮膚病や内臓疾患によるもの

・必要な栄養が不足している

・老化によるもの

猫の毛並みは、これらが原因で悪くなってしまうことが考えられています。

体調不良やストレスなどによって毛づくろいができていない

猫はキレイ好きな生き物なので、毎日何回も毛づくろいをします。

ですが、なにかの病気や体調不良やストレスなどがあると、毛づくろいの回数が減ってしまい、結果毛並みが悪くなってボサボサになってしまうこともあります。

皮膚病や内臓疾患によるもの

皮膚の病気はいくつかありますが、例えば疥癬(かいせん)や脂漏症、アレルギー性皮膚炎などであったり、腎不全など内臓疾患によっても猫の毛並みが悪くなる原因となります。

『疥癬(かいせん)とはどんな病気?』

・ヒゼンダニの寄生によって、激しい痒みをともなう皮膚病のこと。人間にも感染することがある。

『脂漏症とはどんな病気?』

・新陳代謝が極端の早くなり、皮膚がベタつき強い臭いを発する。また、乾燥によってフケやかさぶたの原因にもなる。

必要な栄養が不足している

猫の毛並みを維持するためには、大量のタンパク質が必要になります。

このたんぱく質を摂るためには、キャットフードに含まれているたんぱく質が必要になりますが、安価なキャットフードや栄養の偏ったエサでは、タンパク質が不足してしまい、毛並みが悪くなってしまう原因となってしまいます。

老化によるもの

猫の老化によって毛並みが悪くなってしまうこともあります。

内臓機能の衰え、老化によって毛づくろいの回数が減ってしまうことが原因となります。

キャットフードで毛並みを改善することはできます

猫の毛並みが悪くなってしまう原因はいくつかあり、それぞれの原因のよって対処法は違ってきます。

その対処法の一つとして、キャットフードを変えることで毛並みの悪さを改善することはできるのです。

タンパク質の不足が原因の場合は、特に効果的といえます。

どんなキャットフードを選ぶといいの?

猫の毛並み改善におすすめな栄養素はコレ

・良質なタンパク質

・ビタミンA

・EPA、DHA(オメガ3脂肪酸)

・Yリノレン酸(オメガ6脂肪酸)

毛並み改善には、キャットフードの基本であるタンパク質の摂取はもちろんのこと、ビタミン類なども豊富に含まれているキャットフードがおすすめです。

これらの食事選びを意識することで、毛並みのみならず、猫ちゃんの健康にもいいですよね。

私たちでも、食事をしっかりしないと健康は維持できないですし、肌や髪の毛などにも影響が出てきてしまいますし、猫ちゃんも同じことが言えます。

関連記事:安全なキャットフードの選び方のコツ

まとめ

猫の毛並みが悪くなってしまう原因はいくつかありましたが、食事の見直しをすることで、毛並みの改善に役立つこともあるので、ぜひ検討してみてください。

食事だけでなく、ブラッシングをしてあげるのもオススメです。

慣れていないと嫌がるかもしれませんが、ブラッシングしてあげると毛並みがとってもきれいになります。

スキンシップにもなりますから、ブラッシングをしてあげることもお忘れなく。

また、毛並みの悪さの原因がわからない場合やなにか気になることがあったときは、動物病院で相談してみてくださいね。

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