【どういう意味?】子猫の鳴き声から感じ取れる気持ちとは?

「うちの猫ちゃん、今どんな気持ちなんだろう」

猫や他の動物もふくめて、ペットを飼っている人であれば一度はこう思った事があるはず。

猫は様々な鳴き方や声をし、人コミュニケーションを取ろうとしたいり、何かを伝えようとしてきます。

それは、生まれたての子猫ちゃんでも同じです。

今回は、子猫の鳴き声の意味について調べていこうと思います。

子猫が鳴くのはどんなとき?

「にゃーにゃー」「ミーミー」など、猫には色んな鳴き方や声があります。

このように猫がなく理由は、

・自分の感情を伝えたい
・鳴けば飼い主さんに何かしてもらえると思ってる
・相手を威嚇している

などの理由があります。

猫の性格や種類によってあまり鳴かない猫もいますが、基本的に、猫が鳴く理由は成猫でも子猫でも同じです。

飼い猫の場合は、例えば「前鳴いたときにエサをもらえたから今回も・・・」と前の記憶を覚えて鳴く子もいます(学習鳴きってやつですね)。

威嚇で鳴く場合はほとんどないと思いますが・・・例えば兄弟喧嘩をしているときなどは怒って鳴く事もあります。

外部リンク:猫がフミフミする行動の意味って何?

子猫の鳴き方と意味を考えてみた

猫は、状況によっていろいろな鳴き方や声を出します。

子猫がよく発する主な鳴き声とその意味について、調べてみました。

①『ミーミー』または『ニーニー』と鳴くとき

「ミーミー・ニーニー」と鳴くのは、お腹が空いているとき。

生まれたときからだいたい生後1ヵ月くらいまでは、この鳴き方をします。

母猫のおっぱいを欲しがって鳴くときにもこの鳴き方をします。

②『ミャオミャオ』と鳴くとき

これはトイレしたいのサインです。

文字にすると伝わりにくいかもしれませんが、必死に訴えているようなそんな雰囲気で鳴くことが多いです。

だいたい生後1ヵ月くらいまでは、子猫は自分で排せつすることができないので、母猫に舐めてもらって排せつを促してもらいます。

母猫がおらず、飼い主さんがお世話をしているときこの鳴き声を聞いたら、すぐにトイレの準備をしてあげてくださいね。

③元気いっぱい『ニャーニャー』と鳴くとき

生後2ヵ月くらいの子猫が、元気よく「ニャーニャー」と鳴くときは、

・お腹空いた
・遊んで

などの要求があるときです。

遊んでほしい時などは、おもちゃの側でじっと鳴いていたり、遊んでくれる人の近くでずっと鳴いているなど、行動を見ても分かりやすいところがあります。

④『ミューミュー』『クークー』と鳴くとき

子猫が自分で少しずつ歩けるようになると、ウロウロしながら小さな声で「ミューミュー・クークー」と鳴くことがあります。

このときも、お腹が空いたやおトイレに行きたいといった欲求の意味もありますが、母猫を求める甘えたいといった気持ちが強いです。

こんな時は、そっと優しく抱っこしてあげたり側にいてあげる事で、子猫ちゃんも安心できます。

⑤『シャー』と鳴く時

これは相手を威嚇しているときです。

また、鳴き声と同時に毛が逆立っているそぶりもみせます。

この時の猫ちゃんは興奮状態なので、ヘタに手を出すと引っ掻かれる事もあります。

落ち着くまではちょっと様子をみるようにしましょう。

⑥『ニャーゴ』『ア〜』と鳴くとき

求愛している時の鳴き声です。

子猫でも、少し大きくなってきて発情期に入ると、こうやって鳴く猫ちゃんもいます。

よく鳴く・鳴かないは個体差も大きい

「うちの子は全然鳴かないから少し心配・・・」

「毎日めっちゃ鳴くんだけど大丈夫?」

よく鳴くにしろ鳴かないにしろ、どちらにしても心配になることもあると思います。

子猫の「鳴く」というのは、個体差によるところも大きいです。

簡単にいえば、その子の性格でまったく変わってくるということです。

例えば、甘えん坊だったり元気のいい子は、ちょっと何かあっただけですぐニャーニャーいいます。

逆に控えめな子は、あまり鳴かないだけでなく、声もめちゃくちゃ小さいなどの特徴があります。

「あんまり鳴かない・鳴きすぎるから心配」と思うかもしれませんが、特に怪我などもなく元気であれば大丈夫。

ただ、よく鳴く場合で「トイレに何回もいききしている」や「少し足を引きずっている」などの場合は、便秘や怪我の可能性などもありますので、猫ちゃんの様子をしっかり見てあげることが大切です。

関連記事:飼い猫の便秘予防&なった時の対策まとめ

鳴き声が小さい子もいるのでよく聞いてあげましょう

子猫ちゃんごとでも違うのですが、声のボリュームがとても小さく、ほとんど聞き取れないこともあるくらいです。

また、鳴く声も高いため、聞き取りにくい事も多いです。

こういった場合も、子猫ちゃんの近くでよく聞いてもらえれば、微妙にない方の違いなどがわかるはず。

「うちの子は鳴かないのかしら・・・」という方は、一度注意深く聞いてみてくださいね。

関連記事:生後1ヶ月の子猫ちゃんの育て方まとめ

まとめ

猫は犬ほど鳴く動物ではなく、普段は行動や仕草で意図を伝えようとする動物です。

とはいっても、鳴くことで自分の意思をしっかりと伝える事もできる猫ちゃん。

特に子猫の場合は、まだうまく自分の体を動かせない時は、鳴く事で自分の欲求を伝えようとしてきます。

お世話している飼い主が、鳴き声で気持ちを理解してあげることが、子猫とのコミュニケーションのためにもとても大切なことということを覚えておきましょう。

ラス
ラス

猫ちゃんは本当にいろんな鳴き声をします。

特に子猫ちゃんは、消え入りそうなくらい小さな声の子も結構います。

コミュニケーションのためにも、鳴き声から子猫ちゃんの感情をつかめるよう、この記事を参考にしてみてくださいね!

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