生後1ヶ月の子猫の育て方は?この時期に始める3つのこと

生後1ヶ月の子猫は、人間にたとえると1歳だそうです。

人間の赤ちゃんで見ると、1歳はまだオムツをしていて、ヨチヨチ歩きですよね。

初めて猫を飼う方にとって、生後1ヶ月の子猫をどう育てたらいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

今回は、生後1ヶ月程度の時期にやっておく3つのことをまとめます。

生後1ヶ月の子猫ってどんな感じ?

この時期の子猫の平均体重は400~500gくらい。

今まで母乳を飲んでは寝て、と繰り返していた子猫も乳離れをする時期で、やっと母猫から離れて一人で行動を始めるようになります。

ゴロゴロと喉を鳴らしたり、遊ぶような仕草も見られたり、活発になってきます。

食事はまだミルクが好きな時期です。

まだまだ赤ちゃん期なので、「可愛すぎて目に入れても痛くない」というのにふさわしい時期といえます。

子猫が生後1ヶ月になったら始める3つのこと

まだまだ赤ちゃんといいつつも、大人猫に向けて色々と教えていく必要があります。

野良猫であれば自然と覚えていくものですが、飼い猫ですし、生活するためにも色んなことを教えていく必要があります。

生後1ヶ月の子猫ちゃんには、以下の3つから教えることを始めてみてください。

①離乳食開始

生後3週目くらいから子猫は離乳期に入るので、生後1ヶ月までには子猫用の離乳食や、ウェットフードを与えましょう。

この時期の子猫は胃が小さいので、一日に5~6回餌を与えて体重が増えるように管理します。

子猫がなかなか食べない時は、体重を増やして成長させることを第一に考え、猫用ミルクを与えながら様子をみましょう。

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②トイレトレーニング開始

猫のトイレトレーニングをこのくらいの時期から始めると、とても覚えが良く、すぐに自分でトイレ出来るようになります。

ただ、最初のうちはサポートが必要です。

母猫がいる場合は、お尻を舐めることで排泄を促すことができるのですが、いない場合だと飼い主さんがサポートする必要があります。

ぬるま湯に浸した綺麗なガーゼなどを使って、肛門付近をトントンと優しく刺激してあげることで、おしっこを促してあげましょう。

③虫の駆除を始める

虫下しなどで、ノミやダニの対策を始めましょう。

回虫などは、動物病院で血液検査や検便で診てもらうと分かります。

野良の子猫などを保護した場合は、特に動物病院での検査を受けて駆虫をはじめましょう。

ケガや誤飲などには要注意!

この時期は、体も大きく成長をはじめ、自分でどんどん行動できるようになってくる半面、いろんなことに興味津々になる時期。

それはとてもいいことなのですが、注意すべきことも・・・

・ケガをしていないかチェックする
・誤飲しないように、小さな物は床に置かない
・猫の手が届きそうなところに物をおかない

などに気を付けたいところです。

特に誤飲については内臓を傷つける原因にもなりますし、命にかかわることもありますからね。

好奇心が旺盛な時期だからこそ、注意すべきことをしっかりと覚えておきましょう。

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まとめ

生後1ヶ月頃の子猫は、まだ自力で生きることが難しい子もいるので、飼い主さんの健康チェックがとても大切です。

週に1回は子猫の体重を計って、少しずつでも増えているか確認しましょう。

また、生後2ヶ月からワクチンを接種できるので、それまでは子猫を外には出さないようにし、ウィルスや寄生虫の感染を予防しましょう。

他にも、活発に動き回ってケガをしたり、触ると危険な物にも平気で触ったり、まだまだ手がかかる時期です。

飼い主さんの目配りで子猫を守ってあげることが大切です。

ラス
ラス

この時期の子猫ちゃんは、本当にやんちゃな子も多く、意外に手がかかります。・・・まぁそれが可愛いんですけどね♪

しっかり成長していく時期なので、飼い主さんもサポートしてあげましょう。

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