シニア猫の食事量はどのくらいが適量なの?

7歳を過ぎると、シニア猫と呼ばれるようになります。

運動量が減って内臓機能も低下することから、必要な摂取カロリーも減ってきます。

では、どのくらいの量をあげたらいいのでしょうか?

ここでは、シニア猫の食事量に関するお話をしていきたいと思います。

猫の老化の兆候とは?

だいたい7歳を過ぎるとシニア猫と呼ばれるようになりますが、

7歳ではまだまだ元気いっぱい、老化だなんて考えられない!という方もいるかもしれませんね。

猫ちゃんによって個体差はありますが、7歳を過ぎたら、運動面や食事など意識してあげるとよいといわれています。

猫の老化がすすんでくると見られる兆候は、

  • 周りに関心がなくなり、あまり動かない
  • ごはんとトイレ以外、寝ていることが増える
  • トイレ以外で粗相してしまう
  • 毛づくろいをしなくなる
  • 被毛のツヤがなくなったり、色が薄くなる
  • 筋肉衰えて、痩せる・お腹がたるむ

 

といった、様子がうかがえるようになってきます。

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シニア猫の食事の回数と量は?

シニアになると、フードを一気に食べることができなくなる場合もあります。

食事の回数は?

一気に食べることができないことが多くなるシニア猫は、だいたい、1~4回に分けてあげるといいです。

回数を細かくして、しっかり食べられるように調整します。

猫ちゃんによって変わってきますが、1回の食べる量が少ない子ほど回数を増やしてあげましょう。

食事の量はどのくらい?

年をとるにつれて、必要なエネルギ―量も少なくなってきます。

シニア猫の場合は、1kgあたり60calで十分と言われています(だいたいオニギリ半分くらいの量🍙)。

例えば、5kgのシニア猫ちゃんの1日に必要なカロリーは、60cal×5㎏÷ 3回 = 100cal(1回の食事量)となるわけです。

これを、シニア用のエサに換算すると、1回の食事につき大体20~30g程のフードが必要ということになります。

もっとも、1回の量については、キャットフードの裏面に「目安量」みたいな表記があることもあるので、チェックしてみてくださいね。

シニア猫の食事 どんな変化がある?食べないときの対処法!

年齢とともに老化の兆候が表れ、さまざまな変化も出てきます。

老化によって、食欲が減ることもあります。

シニア猫がフードを食べなくなる原因

これは、年齢によるからだの機能の低下だけでなく、

・(シニア)フードが気に入らない、飽きた
・食べにくい
・ストレスや環境の変化
・体調不良

が原因であることが考えられます。

フードを食べないときの対処法

ずっと同じものを食べていると人間だって飽きてしまいますよね。

我が家の猫は、まだ年齢は若いのですが、急にいつものフードを食べなくなることがあります。

種類のちがうフードをあげればすぐに食べるようになるので「飽きたんだな」とわかります。

シニア猫でも、いつも同じキャットフードは飽きてしまうこともありますし、急にシニアフードに変えたりすると、それがストレスとなって食べないこともあります。

フードを変えるときは、それまで食べていたものを混ぜてあげるようにするなど、食事をしやすい状態を作ることも大切です。

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まとめ

シニア猫の食事は、フード選びや量・回数など、さまざまな点を気にかけていかなければなりませんね。

大変なことも多くなりますが、猫ちゃんの健康のために必要なことですから、

ぜひ猫ちゃんのために参考にしてみてくださいね。

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