猫がしっぽをパタパタとしているのを見たことありませんか?
しっぽの動きはとても繊細。
ここから、猫が今どんな気持ちか予想することができると言われています。
・・・猫が何思ってるのかめっちゃ気になる!
今回は、しっぽの動きから見る猫の気持ちについてまとめてみました。
しっぽをパタパタ振る時はこんな気持ちです
「しっぽをパタパタ振ってるからきっと機嫌がいいのかな!?」
例えば犬の場合は、「しっぽを振る=嬉しい」という気持ちの表れなので、きっと猫も同じと覆っている方もいるかもしれません。
でも猫の場合、実はあまり機嫌がよくない状態なんです。
何かにイライラしていたりストレスが溜まっていたり・・・こんな時は、左右に激しくパタパタすることがあります。
最初はパタパタ振り始め、だんだん激しくバタバタしてきた場合は、かなりイライラしてるということですね。
こんな時は、あんまりちょっかいをかけずにほっておくのがベストですね。
関連記事:仕草から読み取る猫の気持ちを考えてみた
しっぽを振るパターンで察する猫の気持ち
猫のしっぽは、まるで別の生き物みたいに動きます。
動かし方もいろいろです。
パターンごとで予想できる猫の気持ちはこんな感じです。
①リズムをつけてゆっくりと左右に振っているとき
自分は強いんだぞという闘争心の表われ。
外でほかの猫ちゃんと会ったときなんかに見ることがありますね。
②小さく早く振っている場合
落ち着かないや不安なときはこのように振ります。
急な物音でビックリしたり、初めて訪れる場所に来たりするとよく見られます。
③立ったまま大きく左右に振っている場合
何かにめっちゃ興味があるときです。
家の外を眺めていたり、新しいおもちゃをあげた時などによく見られます。
興味津々な状態なので、こういう時に遊んであげるととっても喜ぶと思いますよ。
④横になった状態で大きくゆっくりと左右に振っている場合
機嫌のいい状態でリラックスしているときです。
「どうしようなぁ」と考え事をしている状態でもあります。
こんな時にさわると、「ゴロゴロ」を聞くことができるかもしれません!
⑤しっぽを垂直に立てている場合
嬉しい・甘えたいなど・遊んでほしいなど、おねだりしたいときです。
とても機嫌のいい状態で、スキンシップを図るのに絶好のチャンスです!
⑥しっぽの毛を逆立ててボワッと太くしている場合
驚く、怖がる、攻撃態勢に入っているときに見られます。
また強気になっているときは、全身の毛を逆立てることもあります。
しっぽを足の間に挟んだり体にピッタリと巻き付けている場合
恐怖心を感じているときです。
弱気になっている状態で体を小さく見せて、自分は弱いから襲わないでとアピールしています。
・・・ということで、いくつかのパターンをまとめてみました。
猫ちゃんとコミュニケーションをとるときに参考にしてみてくださいね!
しっぽを振るスピードが猫ちゃんの機嫌を知るポイントです
しっぽの振り方でも、猫ちゃんがどんなことを思っているのかある程度は察しがつくのですが、もう一つしっぽから感情を読み取るポイントがあります。
それは、しっぽを振る速さです。
これで機嫌がいいか悪いかがある程度わかります。
基本的には、
⇒リラックスできてる・機嫌がいい時が多い
●細かくパタパタと速くしっぽを振っている
⇒ストレスが溜まっている・機嫌が悪い時が多い
と読み取ることができます。
機嫌が悪い時に触りすぎると、思いもよらず猫パンチをくらうかもしれません。
しっぽの振り方とあわせて、速さもチェックしてみてくださいね。
関連記事:猫はなんで首をかしげるの?
まとめ
猫のしっぽの動きはいろいろな感情があらわれます。
私の飼っている猫もよくやるのですが、寝ているときに名前を呼ぶとパタパタと小さくしっぽを振ることがあります。
これは呼ばれているけど起きるのが面倒だからしっぽで答えているそうです。
まさに、「はいはい」と仕方なく答えてやっている動きですね(笑)
猫のしっぽの動きをよく観察して、仲良くなるために役立ててください♪
猫がしっぽをパタパタしているのは色んな意味があることが分かります。
猫はしっぽを触られるのがあまり好きではないので、パタパタしているときにしっぽをつかんだりするのはやめましょうね。
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