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水の減りが前より早い気がする。トイレの塊が、前より大きくなった気がする。この2つはたいてい繋がって起きていて、まとめて多飲多尿と呼ばれます。
ただ「多い気がする」という感覚だけでは、受診すべきかどうかは決められません。境目には具体的な数字があるので、そこから確かめていきます。
先に1点だけ確認してください
尿が出ていない、または数滴ずつしか出ないときは、多飲多尿ではありません。測定も様子見もせず、その時点で動物病院に電話してください。夜間・休日なら救急対応の病院へ。
- トイレに何度も入るのに出ない/数滴ずつしか出ない
- 尿に血が混じる
- 鳴きながらいきむ/陰部をしきりに舐める
- トイレの外でしゃがみこむ/抱き上げると下腹部を痛がる(確かめようとしてお腹を押さないでください)
「少しは出ているから大丈夫」は成り立ちません。詰まったままだと1〜2日で命に関わります。
あわせて、吐く/食べない/急に物にぶつかる/口を開けて呼吸する/後ろ足が急に動かないのいずれかがあるときも、測るのは後回しです。ユリ科の植物や不凍液に触れた可能性があるときも同じで、こちらは年齢を問いません。いずれもこの記事の後半に振り分けの表と囲みがありますが、迷うなら先に電話してください。
境目は体重×100mL。4kgの猫なら1日400mL
多飲とは、1日の飲水量が体重1kgあたり100mLを超えた状態です。多尿とは、1日の尿量が体重1kgあたり50mLを超えた状態です。いずれも米国の獣医向け医学誌に載った診断の手引きによる定義です。この数字に自分の猫の体重を掛ければ、境目がそのまま出ます。
| 体重 | 多飲の境目(1日の飲水量) | 多尿の境目(1日の尿量) |
|---|---|---|
| 3kg | 300mLを超える | 150mLを超える |
| 4kg | 400mLを超える | 200mLを超える |
| 5kg | 500mLを超える | 250mLを超える |
| 6kg | 600mLを超える | 300mLを超える |
この数字は「超えたら受診」ではなく「超えたら急ぐ」の線です。100mL/kgは「多飲」という言葉の定義で、超えていれば定義上の多飲にあたり、原因を調べる十分な根拠になります。ただし超えていなくても、以前と比べて明らかに増えていれば受診の理由になります。ふだん150mLだった4kgの猫が350mLになれば2倍以上の変化で、定義の線には届きません。とくにウェットフード中心の猫は、体の中で尿が増えていても、器から飲む量が線まで届かないことがあります。判断の主役は線ではなく変化のほうです。
ドライ中心の猫は、もともと飲水量が多めに出ます(ただし「増えた」は別の話)
ドライフード中心の猫がよく飲むのは、食事から取れる水分が少ない分を器から補っているためで、それ自体は異常ではありません。MSD獣医マニュアルによると、缶詰などのウェットフードは水分が60%以上、製品によっては87%に達するのに対し、ドライフードの水分は3〜11%で、缶詰中心の犬猫はドライ中心より飲水量が少なくなります。
見るべきは、絶対量だけではありません。食事が変わっていないのに飲水量が増えた、という変化のほうが重要な情報です。ウェットからドライに替えた直後に増えたのなら、それは食事の変更で説明がつきます。
飲水量は環境・活動量・食事で大きく動きます。夏に増える、暖房を入れたら増える、というのも珍しくありません。
食事の水分を含めた「体が必要とする水分」には別の目安がありますが、器から飲む量とは比べられません。この記事で以降扱うのは、すべて器から飲む量です。(別の目安の数値と、2つの数字それぞれについての編集部の読み替えは、末尾の参考資料に書いています。)
量るのはキッチンスケールひとつ。朝と翌朝の差が飲水量
飲水量は、水を入れた器ごとキッチンスケールで量り、24時間後にもう一度量ってその差を出せば、家で数字にできます。水は1mLがほぼ1gなので、減った重さがそのまま飲んだmLになります。
- 朝、水を入れた器ごと重さを量り、数字を書き留めます
- 24時間後に、同じ器を同じスケールで量ります
- 差を出します。300gの差なら、飲んだ量はおよそ300mLです
測っているあいだも、水はいつでも飲めるようにしておいてください。足りなくなったら必ず足します。足したときは「何g足したか」をメモし、翌朝の計算に加えれば大丈夫です(最初の重さ − 翌朝の重さ + 足した分 = 飲んだ量)。測定のために水を減らす・器を小さくするのは絶対にしないでください。多く飲んでいる猫は、多くの場合それで体の水分を保っています。取り上げれば脱水します。

量る前に、器の外側についた水滴をふきんで拭いておきます。外側が濡れていると、その分だけ誤差になります。書き留める先は、冷蔵庫に貼った1枚の紙で十分です。日付と数字だけ。器を持ち上げた途端に猫が飲みに来ても、量ってから戻せば問題ありません。飲んだ分は翌朝の差に含まれます。
正確に量るための4つのコツ
- 蒸発分を引く…同じ器に同じ量の水を入れ、猫が届かない場所に、水の器と同じ部屋で(棚の上など)24時間置きます。そちらの減り方が蒸発分です。別の部屋だと温度や風の当たり方が変わるので、比べる意味が薄れます。冬より夏、暖房を入れた部屋ほど、この器はよく減ります
- 循環式の給水器は測定に向きません…水を空気にさらし続けるため蒸発量が大きく、静置した器では補正になりません。測定の期間だけ普通の器に切り替えるのが確実です。切り替えられないなら、量は測らず「増えた気がする」ことをそのまま獣医師に伝えて構いません
- 器は全部数える…洗面所や風呂場の水を飲む猫では、器の数字だけでは足りません。この場合も、他の場所でも飲んでいることを獣医師に伝えるほうが確かです
- 3日分を平均する…1日だけでは、その日の暑さや遊んだ量に振り回されます。多頭飼いは1頭ずつの内訳は出ませんが、家全体の合計が先月と比べて増えているかは分かります

尿量のほうは、家で正確に量るのは現実的ではありません。固まる砂では尿の重さだけを取り出せず、時間が経つと乾いて軽くなるためです。代わりに「1日の塊の個数」と「塊が前より大きくなったか」をメモします。「以前は1日2個だったのが4個になった」「握りこぶし大の塊が増えた」——この記述だけで獣医師には十分伝わります。ペットシーツを使っている場合は、使用前後の重さの差がおおよその目安になります(ただし乾いた分や便が混じるため誤差が大きく、あくまで参考です。獣医師に渡すのは、数字よりも「回数」と「大きさの変化」のほうが確かです)。
腎臓、糖尿、甲状腺——猫で多いのはこの3つ。ただし、これで全部ではありません
猫の多飲多尿でもっとも多い原因は、慢性腎臓病・糖尿病・甲状腺機能亢進症の3つです。同じ多飲多尿でも、食欲と体重の動き方によって疑われる方向が変わります。いずれも初期には、よく水を飲む以外に目立った変化が出ないことがあります。
よく飲むのに食欲もあるときは、糖尿病と甲状腺機能亢進症が挙がります
食欲があるのに体重が減っていく組み合わせは、慢性腎臓病より糖尿病・甲状腺機能亢進症の側で挙がりやすい形です。「よく食べているから元気」と判断できる材料にはならないので、飲水量と体重の両方を数字で押さえてから受診してください。
| 一緒に起きていること | 考えられる方向 |
|---|---|
| トイレに行くのに尿が出ていない/数滴しか出ない/血が混じる | 尿道が詰まっている可能性 |
| ユリ科の植物や不凍液に触れた可能性がある | 中毒による急性の腎障害 |
| 水は飲むのに食べない/繰り返し吐く/息が速い・深い/ぐったりしている | 糖尿病の急変(ケトアシドーシス)など |
| 急に物にぶつかる/瞳孔が開いたまま/目の中が赤い | 高血圧による網膜の障害 |
| 呼吸が速い/口を開けて呼吸する | 心臓・肺の問題 |
| 後ろ足が急に動かない・冷たい・強く痛がる | 血栓による血流障害 |
| 未避妊のメス猫で、食欲不振・元気消失(陰部からの分泌物はあってもなくても) | 子宮の感染(子宮蓄膿症) |
| まったく食べない時間が24時間続く(子猫・シニア猫・持病のある猫は半日) | 肝リピドーシスなど猫特有のリスク |
この8つは、いま電話する行です。夜間・休日なら救急対応の病院へ。尿道の詰まり・中毒・血栓は数時間から1〜2日で命に関わり、網膜の障害は視力が戻らなくなることがあります。
| 一緒に起きていること | 考えられる方向 |
|---|---|
| 食欲はあるのに体重が減る | 糖尿病、甲状腺機能亢進症 |
| 食欲が落ちて、体重も減る | 慢性腎臓病など |
この2つは数日以内に予約を取ります。ただし食欲が落ちてきたらその日のうちに、まったく食べない時間が24時間(子猫・シニア猫・持病のある猫は半日)続いたら上の表の扱いです。予約を待つあいだに上の表の行が出たときも、予約を待たずに受診してください。
この3つで全部ではありません。避妊していないメス猫では子宮の感染(子宮蓄膿症)、ほかに血液中のカルシウムの異常、腎臓の感染(腎盂腎炎)、飲んでいる薬の影響(ステロイド・利尿薬など)でも起こります。このうち子宮蓄膿症は、手術が必要になる緊急の病気です。薬の影響は、飲んでいるものを伝えるだけでその場で説明がつくことがあります。一方、腎臓の感染(腎盂腎炎)は治療が必要な病気で、発熱・元気消失・背中や腰を痛がるといった様子があるときは早めに受診してください。
測る前に受診してほしい2つの場合
ひとつは、年齢に関係なく、家にユリ科の植物(ユリ・カサブランカ・テッポウユリ・ヘメロカリスなど)がある・あった、または不凍液に触れた可能性があるとき。ユリは植物全体に毒があり、摂取から1〜3時間で症状が出はじめ、12〜30時間かけて多尿・脱水・嘔吐が加わります。早い段階で治療を始めれば予後は良好で、症状が進んでからでは悪くなります。これらはMSD獣医マニュアルの記述です。測定を飛ばして今すぐ受診してください。
もうひとつは、1歳未満・若い猫で急に増えたとき。生まれつきの腎臓の問題のことがあり、若い猫で起きた場合は緊急度が上がります。高齢の猫ほど上の3つの病気の頻度は上がりますが、年齢は「急がなくてよい理由」にはなりません。
あわせて読みたい体重と必要カロリーの出し方(測る習慣をつくる)
多飲多尿の検査は、尿から血液へと進むのが基本です
多飲多尿の診断は、尿を評価してから血球数と血液生化学・電解質をそろえるという順で進みます。この順番なので、尿を持っていけると初回でできることが増えます(猫の状態によっては、血液検査や点滴が先になることもあります)。
- 採るのは受診当日の朝がいちばんです。採取した時刻をメモに書き添えます
- 固まらないタイプの砂やビーズを一時的に使うか、おたま状の容器をそっと差し入れます。清潔な容器に移してふたをします
- 採ったら30分〜1時間以内に届けるのが理想です。それを超えるときは冷蔵し、当日必ず「いつ採って、冷蔵したか」を伝えてください
- 量と容器は、予約の電話で「尿を持っていきたい」と伝えて確認しておくと当日あわてません
採尿の前に知っておくこと
尿が出ていない猫では、採尿を試みないでください。「採れるまで待つ」は、尿道閉塞のときに最も危険な行動です。そのまま受診してください。
- 細菌の検査には使えません。砂が混じるので、そのときは病院で直接採ります
- 冷蔵すると、実際にはなかった結晶が見えることがあります。判断が難しくなるので、冷蔵したことは必ず伝えます
- 採れなくても、受診を遅らせる理由にはなりません。家庭での採尿は「あれば助かる」もので、必須ではありません
持っていく情報は、家で測った飲水量(できれば3日分。多頭飼いなら「何頭ぶんの合計か」を必ず書き添えてください)、直近の体重、現在与えている薬とサプリメントの全リスト、フードを変えた時期と内容、避妊・去勢の有無、いつから増えたと感じたか。とくに薬とフードの変更は、その場で説明がつくことがあります。
「異常なし」と言われたときに、次に見るところ
初回の検査で異常が出なかったときの次の候補は、尿の細菌検査、甲状腺ホルモン(T4)、血圧、血液中のカルシウムです。飲水量が増えている事実は、検査が陰性でも消えません。「異常なし」で帰るのではなく、その場で「次は何を調べますか」「いつ再検査しますか」を聞いて帰ってください。
慢性腎臓病については、クレアチニンのような従来の項目では、腎臓の働きがかなり失われるまで数値に出にくいことが知られています。ただし近年は、より早い段階で変化が出やすいとされる血液の項目(SDMAなど)を併せて見る病院もあります。取り扱いは病院によって異なるため、「まだ早いから血液検査はいらない」ではなく、どの項目を調べるかを獣医師と相談してください。尿の薄さも早い段階の手がかりになります。
再検査を待つあいだでも、食欲が落ちた・吐いた・痩せてきた・ぐったりしている・飲水量がさらに増えた、そして逆に、増えていた飲水量が急に減った——このいずれかがあれば、予定を待たずに受診してください。とくに最後のものは「よくなった」ではなく、飲んで補うことができなくなったサインのことがあります。
脱水しているかもしれないサイン:歯ぐきが乾いてねばつく、目がくぼんで見える、耳や足先が冷たい、ぐったりして反応が鈍い、背中の皮膚をつまんで離してもすぐ戻らない。ただし、やせた高齢の猫では皮膚の戻りは当てになりません(皮下脂肪と組織の弾力が失われるためで、粘膜の湿り気のほうが水和状態をよく示すことがあります)。戻りが速くても、口の中が乾いていれば脱水を疑ってください。多飲多尿の猫にこれが出ているときは、飲む量では追いつかなくなっている状態です。すぐに受診してください。(この整理は編集部によるものです)
やってはいけないのは、水を減らすことです。飲む量が多いからといって器を小さくすると脱水します。人用のサプリメントや薬も渡さないでください。腎臓や肝臓に負担がかかるものがあります。そして「歳のせい」で止めないこと。高齢になるほど、さきほどの3つの病気に当たる確率は上がります。
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よくある質問
猫が水を飲む量は、1日どのくらいまでが普通ですか?
器から飲む量が1日あたり体重1kgにつき100mLを超えると多飲で、体重4kgなら400mLが境目です。ただし飲水量は食事の水分量に大きく左右されるため、ドライ中心の猫は多め、ウェット中心の猫は少なめに出ます。
猫がよく水を飲むのに食欲もあるのは、様子を見て大丈夫ですか?
食欲があること自体は、受診を先延ばしにしてよい根拠になりません。食欲があるのに体重が減っている場合はとくに、糖尿病や甲状腺機能亢進症の側で挙がる組み合わせです。まず飲水量と体重を数字にします。境目(体重×100mL)を超えていれば受診の理由になりますが、超えていなくても以前より明らかに増えていれば、同じく受診の理由です。とくにウェット中心の猫は、体の中で尿が増えていても器から飲む量が線に届かないことがあります。
留守がちで、24時間ちょうどに量れません
多少ずれても問題ありません。次に量ったのが28時間後なら、その差を28で割って24を掛ければ1日分になります。大事なのは、毎回同じ器と同じスケールを使うことです。
水飲み場を増やしたら量が増えました
置き場所や器を変えた直後の増減は、そのまま病気の話にはなりません。1週間ほど今の環境に慣らしてから、あらためて3日測ります。ただし、体重が減っている・食欲が落ちた・吐く・尿が出ないのいずれかがあれば、慣らす期間を待たずに受診してください。
猫の多飲多尿は治りますか?
原因によります。甲状腺機能亢進症のように治療で落ち着くものもあれば、慢性腎臓病のように付き合っていくものもあります。いずれにしても、飲水量が増えている状態を放置してよい理由にはならないので、原因を確かめるところから始めてください。
あわせて読みたい逆に、水を飲まないときに考えること
今日やること
冒頭に挙げた緊急のサインがないことを確かめたうえで、キッチンスケールを出して、今の器の重さを量ってメモします。明日の朝もう一度量れば、それが最初の1日分です。ついでに猫を抱いて体重計に乗り、自分の体重を引いた数字も同じ紙に書いておきます。
前と比べて増えているなら、線を超えていなくても受診し、その紙を持っていってください。月に一度、同じ場所に書き足していくだけで、次に必要になったときの材料になります。
この記事について
ふぁみもん編集部が、公開されている資料をもとに執筆・編集しました。文章の下書きと公開前の点検に生成AIを補助として使い、採否と最終判断は編集部が行っています。獣医師など資格を持つ専門家の監修は受けておらず、生成AIによる点検は専門家の確認には当たりません。一般的な情報であり、個々の猫の診断・治療はかかりつけの動物病院の判断を優先してください。点検の手順と訂正の方針は編集方針に、誤りのご指摘はお問い合わせへお願いします。
参考資料:
- Schmid SM. A Stepwise Diagnostic Approach to Polyuria and Polydipsia. Today’s Veterinary Practice, 2023 — 参照日 2026-09-07 / 使った箇所: 多飲は飲水量が1日100mL/kg超・多尿は尿量が1日50mL/kg超という定義、飲水量は環境・活動量・食事で大きく変わること、猫で多い原因が慢性腎臓病・糖尿病・甲状腺機能亢進症であること、尿の評価のあとに血球数と血液生化学・電解質をそろえるという検査の順序。なお原文は「飲水量(water intake)」とだけ書いており、食事の水分を含むかどうかは明示していません。この記事では、家庭で測れる「器から飲む量」として扱っています。
- Nutritional Requirements of Small Animals(MSD獣医マニュアル)— 参照日 2026-09-07 / 使った箇所: 缶詰の水分は60%超〜87%・ドライは3〜11%であること、缶詰中心の犬猫はドライ中心より飲水量が少なくなること。同マニュアルは「暑くも寒くもない環境では、多くの哺乳類は体重1kgあたり約44〜66mLの水分を必要とする」ともしています。これは食事の水分を含めた必要量で、器から飲む量とは比べられません。この数値が「1日あたり」「食事の水分を含めた総量」を指すという理解は編集部の解釈で、原文がその形で明示しているわけではありません。
- Urethral Obstruction in Small Animals(MSD獣医マニュアル)— 参照日 2026-09-07 / 使った箇所: 尿道閉塞が緊急であること、完全に詰まると36〜48時間で尿毒症になり、およそ72時間で死に至ること(本文の「1〜2日で命に関わります」はこの範囲を丸めた表現です)、排尿しようとして出ない試みを繰り返すこと。
- Houseplants and Ornamentals Toxic to Animals(MSD獣医マニュアル)— 参照日 2026-09-07 / 使った箇所: ユリが猫に腎毒性を持ち、治療しなければ急性腎不全に至ること、毒は植物全体にあること、摂取から1〜3時間で症状が出はじめ、続く12〜30時間で多尿・脱水・嘔吐が加わること、早い段階で治療を始めれば予後は良好で、症状が進んでからでは予後が悪くなること。
- Ray M, Carney HC, Boynton B, et al. 2021 AAFP Feline Senior Care Guidelines. Journal of Feline Medicine and Surgery. 2021;23(7):613-638(米国猫獣医師会)— 参照日 2026-09-07 / 使った箇所: 高齢の猫では皮下脂肪や組織の弾力が失われることで皮膚をつまむ検査の解釈が左右され、粘膜の湿り気のほうが水和状態をよく示すことがあること。
体重別の境目(300mL・400mL・500mL・600mLなど)は、上記の定義から編集部が計算した値です。また、受診の急ぎ方(すぐに/早めに)、家庭での測定・採尿の手順、および記事中で触れたそのほかの病気(糖尿病性ケトアシドーシス、高血圧による網膜の障害、血栓、子宮蓄膿症、肝リピドーシス、腎盂腎炎、高カルシウム血症、検査項目の選び方など)の説明は、上記資料にもとづくものではなく、編集部が一般に知られている情報を整理したものです。個々の判断はかかりつけの獣医師に確認してください。
最終更新: 2026年9月7日(更新内容: 新規公開)
※本記事は診断・治療を目的とするものではありません。愛猫の体調に気になる点がある場合は、必ず獣医師にご相談ください。


