子猫は、生後3週目くらいから乳歯が生えはじめます。
乳歯が生え始めると、母猫は母乳を与える時に噛まれて痛くなるので、おっぱいを卒業させます。
そして離乳食が始まるのです。
そうはいっても、子猫はこれまで母乳やミルクしか飲んでいなかったので、急にドライフードなどの餌を与えても、子猫自身も子猫の体も驚いてしまいます。
まずは、子猫が食べやすい状態にしてあげるために、エサをふやかしてあげることが大切です。
そこで、我が家で実践した、子猫が食いつきやすいエサのふやかし方をご紹介します。
子猫が食いつくエサのふやかし方と与え方
「初めて猫ちゃんにフードを与えるけど、どうやってふやかしたらいいかわからない」
「どの程度ふやかせばいいの?」
など、いろいろとわからないことがありますよね。
ドライフードを乾かす時の方法は、
・ぬるめのお湯をフードがかるく浸かるくらいの量を入れて、10~15分おく
・最初のうちは少しミルクをかける
がおすすめです。
お湯は熱すぎると栄養が壊れてしまうため、必ずぬるま湯にしましょう。
ふやかすのは、スプーンなどで潰したときにカリカリの感覚がなくなるくらいが目安です。
そして最初のうちは、子猫の食欲をそそるように、ミルクを少量かけて匂いつけします。
フードを食べることに慣れてきたら、ミルクは少しずつ減らしていきましょう。
ふやかしている間に冷めてしまったエサが苦手な子猫もいます。
レンジで少しだけ温めると食べることがありますのでお試しください。
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子猫に与えるエサはこんなものを選んでみましょう
子猫に与えるエサは、子猫用の「総合栄養食」と表示がある、栄養価の高いものを準備するのがおすすめです。
そして、そのエサで決められている一日の適正量を、5~6回に分けて子猫に与えます。
育ち盛りの子猫ちゃんには少しでも栄養価の高いものを食べさせたいですからね。
最終的にはドライフードに慣れさせるようにしましょう
一般的に、エサをふやかしてあげるのは、生後100日くらいまでと言われています。
ドライフードには水分が含まれていないません。
最初はエサになれない子猫でも、
・生乳歯が生えそろってきた
・離乳食になれてきた
というところで、水分を徐々に減らしていきましょう。
ウェットフードにもメリットはありますが、最終的にはドライフードを食べれるようになった方が猫の健康にもいいんです。
そのためにも、子猫の様子をみつつ、しっかり調整していきたいですね。
ふやかしたフードが苦手な子にはウェットフードもおすすめ
「どうしてもふやかしたフードを食べてくれない」
なんていう子には、ウェットフードもおすすめです。
これは、水分量が多いフードなので、ふやかす必要もないですからね。
ウェットフードは、ツナ缶みたいなものを想像してもらえればわかりやすいと思います。
ウェットフードをあげるのは、
・香りが強いものが多く、くいつきやすい
などのメリットがあります。
なかなか食べない子にはウェットフードを試してみるのもありですね。
まとめ
我が家で育てた子猫は、なかなか離乳食を受け付けてくれませんでしたが、ミルクの香りで誘うと、ガツガツとフードを食べてくれるようになりました。
簡単なので是非お試しください。
最初にフードをあげるとき、「ちゃんと食べてくれるかな」とドキドキするものですよね。慣れるまではなかなか食べてくれないかもしれないですが、根気強くあげることでしっかり食べてくれるようになるはずです!猫ちゃんの好みのフードが早く見つかるといいですね♪
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