【対策まとめ】子猫の行動から分かる6つのストレスサインとは?

人間がストレスを感じることはよくありますが、これは猫も同じです。

ストレスを感じると、猫ちゃんに様々な異変が出てくることも考えられます。

では、猫ちゃんはどんな時にストレスを感じるのか?

今回は、ストレスを感じたときに起こす行動や原因、解消法などをまとめます。

行動から分かる6つのストレスサイン

「猫のストレスはどうやって知ることができるの?」

実際に猫がストレスを感じているかどうかを見た目では判断しにくいのですが、猫の行動からある程度の判断することができます。

・食事をしなくなる
・狭い場所にいつも隠れる
・トイレを我慢する
・毛づくろいをしなくなる
・小さい音に敏感になる
・おもちゃで遊ばなくなる

などがポイントとなります。

さらに、ストレスが増えてくると普段はしないような行動をするようになったなんてこともあります。

性格が変化して、おとなしかった子が攻撃的になってしまった・・・なんてさみしいですよね。

ストレスが溜まるのには原因があります。

以下でそれを確認していきましょう。

関連記事:鳴き声に込められた猫の気持ちとは?

ストレスが溜まりやすい3つの原因

猫はもともと、知らない人や新しい場所(知らない場所)は苦手な生き物です。

電車の移動や動物病院に行くなどに対しては、ストレスを感じやすいのです。

また、家の中にいてもストレスを感じることもあります。

これらのことが原因でストレスを感じることが多いです。

①引っ越しなどによる生活環境の変化

生活環境が大きく変わることで大きなストレスを感じます。

引っ越しをしても、前のおうちで使っていた家具や猫の食器などをそのまま使うようにして、猫ちゃんが落ち着いて生活できるようにしてあげることが大切です。

②トイレの環境

きれい好きの猫は、

・トイレが小さい
・トイレが汚いまま
・トイレの数が足りていない(多頭飼いの場合)

などでストレスを感じます。

また、ストレスが原因で膀胱炎を引き起こしてしまうこともあります。

トイレの数は猫の数+1個が理想的とされています。

また、こまめにトイレを掃除する、体格に合わせたトイレを用意してあげましょう。

③他の猫との生活

猫の性格にもちがってくると思いますが、多頭飼いをしている場合に感じられるストレスの原因としては、

・ほかの猫にいじめられる
・ほかの猫(または飼い主に)干渉される
・自分の縄張りにほかの猫がいる

が考えられます。

猫が1匹になれる場所や寝床を用意してあげることが大切なります。

高い場所やベッドの下など猫が好きな場所や隠れる場所を用意してあげましょう。

関連記事:子猫がよく噛む!対策はどうすればいい?

子猫はストレスに弱い子が多いので要注意

まだ成長途中の子猫ちゃんにとって、ストレスは大敵になるケースが多いです。

・大きく成長できない
・体重がなかなか増えてくれない
・やんちゃの時期なのに異常なくらいおとなしい
・抜け毛が多い

など、まだいろいろなことに免疫のない子猫は、成猫よりもストレスの影響を受けやすいこともあります。

こういったことも覚えておきたいですね。

ストレスを解消して快適な生活を送れるよう工夫しよう

猫がストレスを感じているかな?行動がおかしいなと思ったら、まず、猫のストレスとなっているもの(きらいなもの)を取り除いてあげましょう

また、同時に、生活環境の見直しもしてみましょう。

・新鮮で十分な量のエサや水
・清潔なトイレ
・運動(おもちゃなどで遊んであげる)

といった点に重点をおいて、猫のストレスがなくなるように努力しましょう。

また、過剰なスキンシップや嫌がるところを無理にさわる、留守番が退屈でストレスになる子もいます。

・猫のいやがることはしない
・留守番中でも遊べるようなおもちゃを用意しておく
・キャットタワーを用意したり、上下運動できるような環境を作っておく

なども意識しておきましょう。

参考:猫に必要な上下運動ができるスペースの作り方

猫は、広~い部屋よりも、高い所に登ったり下りたり、上下運動できる場所がある方が好みます。

お金をかけてキャットタワーを用意する手もありますが、カラーボックスや本棚などを使って段差を作ることで簡単に上下運動ができるスペースができますよ。

キャットタワーって意外と高いですからね・・・

隙間に入り込むのが好きな猫ちゃん、上手に遊べるスペースを作ってみてください。

関連記事:生後3か月の子猫の育て方まとめ

まとめ

猫にとってなにが嫌なのか、原因を突き止めることが難しいこともあるかもしれません。

一つでもなにか思い当たることがそれを取り除いて様子をみる、など根気よく対処してあげてください。

膀胱炎や過剰な毛づくろいなどによる皮膚の変化など、気になることがあるときは早めに受診することも忘れずに。

ラス
ラス

うちの猫ちゃんも、引っ越しした時にストレスを感じたのか、一時的に毛が抜けまくってしまったことがあります。病院に連れて行ったのとたくさん遊ぶようにし、さらには場所になれたことで復活をしました。・・が、ストレスの問題はなかなか難しいのが現実です。私たち飼い主ができるだけストレスを解消できるよう、工夫していきたいですね。

コメント