「子猫ってすごいかわいいけど、噛まれるとほんと痛いよね↓」
子猫の小さな歯や、まだまだ細い爪で噛まれたり引っかかれたりするととっても痛い!
こんな経験をされた飼い主さんも多いはず。
きっと何か原因があって噛んでくるはず・・・
ということで、今回は子猫が飼い主さんを噛む3つの原因をまとめます。
子猫がよく噛む3つの理由
「いつもガシガシ噛んでくるけど何でだろう?」
「私のこと嫌いなのかな?」
そう感じて悩んでしまっている人はいませんか?
しかし、子猫のカミカミ期はしっかり原因があります。
その3つの原因は以下のとおりです。
①歯の抜け変わり時期
子猫は、生後3ヶ月から5ヶ月くらいの時期に、乳歯から永久歯に生え変わります。この時期は、歯に不快感を感じたりするので、いろんなものに噛みつきます。
時々、口元に血がにじんだり、小さな歯ポロっと落ちていたりすることもあるので、注意して下さいね。
②じゃれて遊んでくる
子猫は、生後3週間で離乳します。
そこから生後3ヶ月くらいまでが、子猫の「社会化期」と言われていて、猫同士の関わり合い方やご飯の食べ方、水の飲み方、排泄のやり方などを学ぶ大切な時期です。
また、このくらいの子猫ちゃんはとにかくヤンチャな子もいて、ジャレて遊んでくることも多いです。
遊びでカミカミしてくるのですが、力加減がまだ分かっていないので、ついつい強く噛みすぎてしまった・・・という子もたくさんいます。
③おもちゃと勘違いしてる
子猫は可愛いので、近くにおもちゃが無い時は飼い主さんの手で遊んであげていませんか?
手に飛びついてじゃれることに慣れてしまうと、手をおもちゃだと思ってしまい、子猫は手を見ると飛びついてきます。
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子猫のカミカミにおすすめな対策はこれ
毎回子猫にカミカミされると、痛くてちょっと嫌ですよね。
それを防ぐべく、3つの対策をご紹介します。
噛んでも良いおもちゃを与える
歯の抜け変わる時期の子猫には、噛んだら「おもしろい」と感じるようなおもちゃを与えておくと良いでしょう。
人間の乳児もそうですが、子猫も歯が生えてくると、歯茎のあたりがかゆいんです。
何かをカミカミしていれば落ち着くでしょうし、手を噛んでくる回数は大分減りますので試してみてください。
「社会化期」にしつけをする
この時期のしつけは、これから猫と一緒に長く生活していく上でとても大切です。
複数の猫を飼っている場合だと、子猫はその猫を見て色々なことを覚えますが、子猫1匹だけの場合には飼い主さんが教えてあげるしかありませんので、しっかりしつけてあげましょう。
おもちゃでたくさん遊ぶ
おもちゃで遊んだほうがおもしろいんだということを、子猫に教えましょう。
子猫がクタクタになる手前くらいまでたくさんおもちゃを使って遊んであげると、手にじゃれついてこなくなりますよ。
噛み癖にならないように、子猫の間はしつけだと思っておもちゃで目一杯遊んであげましょう。
カミカミを直すためのしつけはコツがある
子猫のカミカミを直すためには、「噛んだらよくないことが起こる」と猫ちゃんに覚えさせることが大切です。
具体的には、
・しつけの時は目をみる
・噛まれたら遊ぶのをやめる
などです。
猫は音に敏感なため、大きな声は苦手です。
これだけでも効果はあるのですが、この時にしっかりと目を見て話し、遊ぶのをやめることで「噛むと遊んでもらえなくなる」と認識させることができます。
また、この時に絶対にやってはいけないことが、叩くことです。
叩いてしまうと、噛み癖が直ったとしても、二度とあなたに近づいてこなくなる可能性もあります。
決して手を出さず、しっかりと言い聞かせられるように根気よくやってみてくださいね。
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まとめ
子猫の歯はまだトキントキンなので、ちょっと噛まれるだけでも結構痛いです。
どうやって対策したらいいのか・・・と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
コツは、子猫が噛んだ時すぐに教えることです。
可愛いからと言って噛ませたままにしておくと、噛み癖のある猫ちゃんに成長してしまうので気をつけましょう。
子猫を飼っている人なら誰でも経験するカミカミ問題。
猫ちゃんに悪気がないだけに、どうしつけたらいいのか悩んでしまいがちに・・・
でも、猫ちゃんは頭のいい動物なので、しっかりと言えばちゃんと伝わります!
なかなか変化が出ない子がいても、根気強くカミカミのしつけをしていきたいですね。
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