【いつまでOK?】子猫にウェットフードを与える4つのメリット

ウェットフードは、ドライフードよりも美味しそうなにおいがするようで、子猫から大人猫までよく食べてくれます。

いきなり大人猫と同じようなドライのキャットフード・・・だと、なかなか子猫ちゃんも食べてくれません。

最初は、子猫でも食べやすいウェットフードがおすすめです。

子猫の離乳食としてウェットフードを与える場合、メリットが4つあります。

ウェットフードって何?

猫を飼いだしたばかりの方だと、「ウェットフードが何か分からない」と思う方もみえるでしょう。

ウェットフードとは、

・キャットフードのように固くない
・水分が多く、パテのような形状
・少ない内容量

といわれるものです。

猫のウェットフードを人間の食べ物に例えると、「ツナ缶」のようなイメージです。

臭いや味が強いため、好んで食べる猫が多いといわれています。

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ウェットフードを子猫にあたえる4つのメリット

では、ウェットフードを子猫の離乳食として与えるメリットは何でしょうか?

①水分量が多いため、脱水予防になる

子猫によっては、なかなか自力で水を飲むことができない子もいます。

なかなか上手に飲めないと、脱水症状を起こしてしまう可能性もあるのですが、ウェットフードは水分量が多いため、脱水症状を防ぐことができます。

ウェットフードには、スープがたっぷりのものや、ドライフードのふりかけにできるようなフレーク状のものまで種類が豊富です。

②柔らかい

ウェットフードは柔らかいのも特徴の一つです。

まだ乳歯が生えそろっていない子猫でも食べやすく作られています。

いきなりカリカリのドライフードを与えても、うまく食べられないことがほとんど。

ウェットフードであれば、最初から抵抗も少なく、キャットフードをスタートでします。

③飼い主さんにとって手軽

忙しい飼い主さんでも、パッケージから出せばすぐにお皿に入れて子猫にあげることができます。

固形フードのように、お湯を沸かしてふやかさなくても良いので、手軽さが魅力です。

④風味豊かでおいしものが多い

ウェットフードはドライフードよりも美味しいにおいもするので、ドライフードを与える時よりも食いつきが早く、よく食べます。それだけ子猫にとっては美味しいのでしょうね。

美味しそうにウェットフードを食べてくれる子猫を見ていると、ついつい気軽に与えてしまいそうになりますよね。

ですが、ウェットフードばかり与えていると、子猫は一般的な固形のキャットフードを受け付けなくなってしまうことがあります(ドライフードと言います)。

「総合栄養食」のドライフードを主食にする習慣を付けるために、ミルクから離乳が進めば、次はウェットからドライフードへの切り替えを始めなくてはいけません。

関連記事:愛猫の健康のために知っておきたい、キャットフードの添加物

生後3週目くらいからがスタートの目安

「フードはいつからあげたらいいの?」

悩まれるか飼い主さんも多いですよね。

ミルクからフードへと切り替える時期は、生後3週目くらいを目安にするのがおすすめです。

だいたい、そのくらいから離乳食へ少しずつ切り替えていくケースが多いですね。

そのくらいから、身体も大きく成長をはじめ、同時にヤンチャな時期に突入していきます。

しっかり成長させるためにも、少しずつフードに慣らしていきましょう。

子猫にウェットフードはいつまであげてもいい?

母乳やミルクを離乳した後の子猫に、水を自分で飲む練習をさせます。

ウェットフードを与えるのは、子猫が自力で水をのむようになるまでの代わりと考えて下さい。

ウェットフードには水分がたくさん含まれているので、水を自力で飲めない子猫には水分補給になるからです。

飼い主さんにとっては手軽に使えるウェットフードですが、ウェットフードの切り上げ時期を逃してしまうと、ドライフードを食べない猫になってしまいます。

ドライフードには歯磨き効果があるともいわれていますので、切り替え時期を見逃さないように、上手に誘導してあげてください。

大人猫になったら、ウェットフードは週に一度のおやつやご褒美として与えるようにすることが理想です。

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まとめ

ウェットフードは、ミルクから卒業した子猫ちゃんの、食事の練習のためにはもってこいです。

人間の赤ちゃんと同じように、離乳食として与えてみましょう。

注意点は、ウェットフードからドライフードへの切り替えの時期です。

猫ちゃんの様子をみつつ、少しずつドライフードへ切り替えていきましょう。

ラス
ラス

子猫ちゃんの最初のフード選び・・・どんなものがいいか、迷ってしまうことが多いですよね。やはり最初は、できるだけ抵抗なく食べやすいフードがおすすめ!・・・となると、ウェットフードから少しずつ慣らしていくのがベスト!猫ちゃんがおいしく食べていけるように工夫していきましょう♪

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