【タイミングはいつ?】子猫におやつをあげる頻度や注意点まとめ

飼い主さんによっては、「ついついおやつをあげすぎてしまう」という方もいると思います。

1歳までの子猫は、おやつよりも体を成長させるための総合栄養食(主食)をたくさん食べることが大切です。また、おやつは子猫を成長させる上で必要なものではありません。

・・・そうはいっても、おやつが子猫のしつけなどで効果的な場合もあるので、なんともいえないところ。

おやつを上手にあげるタイミングや頻度はどうすべきか。今回は、子猫を育てる上でおやつが効果的に使えるケースを考えていきます。

子猫におやつをあげるのは生後3か月くらいを目安に

できれば、子猫にはおやつを与えずに育てたほうが良いと思いますが、上の3つのケースに使いたい場合は、生後3ヶ月くらいからなら少ずつ与えても良いでしょう。

あまり早いうちから与えすぎると、

・消化不良を招いてしまう可能性
・フードを食べなくなってしまう可能性

が考えられます。

人間の子に例えると、お菓子がおいしくて晩御飯を食べなくなる・・・みたいなことが猫ちゃんでも起こりえます。

また、小さい猫ちゃんには食べすぎによる体への影響も考えられますので、与える時期は慎重に考えたいところです。

関連記事:子猫におやつをあげるのはいつからOKなの?

おやつをあげるのは「1日1回、食後」のタイミングにしましょう

「ついつい可愛いからおやつをたくさんあげちゃう」

ついついこういう気持ちになってしまうのはよーくわかります。

でも、まだまだ成長過程の子猫におやつの与え過ぎは良くありません。

おやつはあげても1日1回にしましょう。

成長に必要なのは、おやつではなくキャットフードですからね。

何回もあげすぎてクセになってしまうと良くないので、気を付けてくださいね。

おやつが子猫に効果的な3つのケース

子猫におやつを与えるタイミングとしておすすめなのは、以下の3つケースがあります。

①子猫が食欲不振の時

「子猫に食欲がない」なんて時は、あえておやつを与えることもあります。

理由は、

・消化の良いおやつを与えて体重を増やす
・おやつで食欲を増すきっかけにする

などがあります。

少しでも食べてくれれば体重の維持などもできますので、こういったときに少しおやつをあげるのも有効です(あげすぎには要注意です)。

おやつも全く食べない・・・なんてときは、身体に異常があるケースも考えられるので、病院へ連れていきましょう。

②子猫にお薬を飲ませる時

動物病院などで処方された粉薬は、子猫に飲ませるのは難しいですよね。

また、錠剤などもうまく飲めなくて出してしまう子もいます。

そんな時には、おやつに薬を埋め込んだり混ぜたりすれば飲んでくれる確率はアップします。

③子猫へのご褒美

しつけで子猫がトイレに成功したご褒美として一口、飼い主さんの言う事を聞いてくれた時に一口、というように消化の良いおやつをちょっとだけあげると、子猫のしつけも進みやすくなります。

ただ、おやつの与えすぎには注意が必要です。

毎回おやつをあげるのではなく、たくさん撫でてほめてあげるなど、バランスをとっていきましょう。

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子猫におやつをあげる時の3つの注意点

子猫におやつをあげる時に注意したいこと。それは、

①保存料や着色料が入っているものはできるだけ避ける
②人間が食べているものは基本的にあげない
③猫が食べちゃいけないものはあげない

ことです。

保存料や着色料については、極力入っていないのがいいです。これはキャットフードを選ぶときも同じことが言えます。

そして、ついついやってしまいがちなのが、人間が食べているものをおやつとしてあげることです。

例えば、濃く味付けされている「おつまみ」を猫ちゃん上げるなどですかね。

これは人間用に味付けされていますので、子猫にとっては味が濃すぎるなど、健康に良くないです。

さらには、チョコレートなど猫が食べちゃいけないものをあげるなども絶対NG。

アレルギー症状を起こしてしまう可能性もあるため、注意してください。

子猫用として販売されているおやつは、柔らかくて食べやすく、消化も良く作られているので安心ですので、そういったものを選びましょう。

関連記事:生後1か月の子猫の育て方まとめ

まとめ

ついついあげてしまいがちな猫のおやつ。

しかし、あげ方を間違えてしまうと、おやつしか食べなくなることもあります。

しつけの一環や特別なときのみなど、あげすぎには注意していきたいですね!

ラス
ラス

子猫が可愛くておやつをあげたくなる気持ち、とっても分かります。

ただ、この先の成長を考えると、やはり上げすぎはNG。

健康に育ってもらうためにも、この記事でまとめたおやつをあげるタイミングなどを参考に、バランスをみて与えていきたいですね。

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