ペットを飼うからには「しつけ」をきちんとしなければなりません。
自由奔放にフラフラしがちな猫ちゃんですが、子猫のうちからちゃんとしつけをすることでいろいろと覚えてれて、楽しく生活できるようになります。
今回は、子猫をしつけするときの注意点などをまとめていきます。
しつけ=快適な生活のために必要なこと
しつけの代表的なものは、トイレや爪とぎ、噛み癖を治すことなどがあります。
例えば、壁でガリガリ爪とぎをしてしまって困るというのであれば、爪とぎする場所を作ってあげることで解消されたりしますよね。
このように、猫と飼い主さんが生活するために必要なことや対策を猫へ提供してあげることで、猫と一緒に快適な生活をすることができるのです。
そして、しつけは子猫のうちから始めた方が早く生活になじませることができます。
もちろん、成猫でもしつけはできますが、なかなか約束事を覚えてくれないなど、いろいろと大変な面もあるかもしれません。
しつけする時に注意すべき2つのこと
ついついやってしまいがちですが・・・猫ちゃんをしつけする時にやってはいけないことは、
・叩く
ということです。
猫ちゃんは大きな音も嫌いですし、痛いのはもってのほかです。
もともと警戒心が強い動物なので、「この人は危険」と猫ちゃんが思ってしまうと、2度とよってこなくなることも考えられます。
犬であれば、まだ空気を察しながらよってきてくれますが、猫ちゃんは面白いくらい逃げますからね・・・
つい感情的になって・・・ということもあるかもしれませんが、気をつけたいところです。
関連記事:飼い猫に逃げられてしまう原因は何?
しつけする時に有効活用したいもの
しつけをする時は、飼い猫ちゃんがやってはいけないことをやった場合に「これをするとこんな嫌なことが起こる!」と記憶させることが大切です。
でも、叩いたり大きな声でしかるのはNGだからどうすれば・・・って思いますよね。
そんな時は、少し猫ちゃんが嫌がるアイテムを使ってみるのがおすすめ。
例えば、
・アルミ箔:アルミ箔の上を歩くのを嫌うので、トイレ以外で粗相をするときなどに効果的
・空き缶やお手玉:問題行動をしようとしたら、猫の近くにお手玉や小石などを入れた空き缶を軽く鳴らしてビックリさせる
・音を出す:手をパンと叩いて、驚かす
といった具合です。
ただ、これらもやり過ぎはダメです。
やり過ぎは叩いたり怒鳴ったりするのと同じになってしまいますからね。
毎回使うのではなく、タイミングを考えて使うようにしたいですね。
しつけ・しかる時のポイントはこれ
猫ちゃんをしつけしたり叱るときは、
・猫ちゃんが覚えやすい環境を整える
ことが大切です。
しつけする時は、つい厳しくしてしまいがちですが、時には話しかけるようにしつけすることも大切です。
何かやらかした時に、「こうしちゃだめだよ」と現場を見せて話しかけるのも効果があると言われています。
また、飼い主さんは猫ちゃんがしっかりと行動できるように環境を整えてあげるのも大切です。
例えば、爪とぎのしつけをしたいのであれば、専用の場所を用意して猫ちゃんが爪とぎしやすい環境をつくるなどが大切です。
これらはほんの一部ですが、飼い主さんは猫ちゃんがどうしたら快適に過ごせるかを考えて、その解決策を与えてあげるようにしてあげてくださいね。
関連記事:子猫はいつからお留守番できる?
【参考】猫と犬の個性の違いはこんなとこ
犬はしつけをしやすいけど、猫はなかなかしつけをしにくいと耳にすることがよくあります。
もともと犬と猫は、
・猫→単独行動を送ってきたために、だれかの命令に従う必要はなかった
などの違いがあるため、しつけなどの面で違いが出てきているんですね。
ただ、猫ちゃんでもしっかりしつけすれば、ちゃんと学んだとおりにやることができます。
たまに、猫は学習能力が低い!と言われたりもしますが、全然そんなことはないです。
焦らずしっかりとしつけすることで、とってもおりこうさんになってくれますので、猫ちゃんを責めないようにしていきたいですね。
まとめ
子猫からのしつけや叱り方は、猫の習性を知りそれをうまく利用することで、上手にしつけをすることができるのではないかと思います。
物を使って行う方法は、けっこうビックリさせてしまうのではないかと思います。
猫の性格などに合わせて、試してみるのもいいかもしれません。
しつけする時、ダメとわかっていてもついつい大きい声を出してしまいがち・・・そんな時は、叱った後すぐにナデナデしてあげてください!猫ちゃんは表情こそでないですが、私たちと同じようにへこんでいるもの。そのまま飼い主さんを嫌いにならないためにも、ナデナデは効果ありです。ぜひ参考にしてみてください!
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