飼い主さんが一生懸命育てている可愛い子猫。
成長期の子猫の体重が増えないと、眠れないくらいに心配になってしまいますよね。
成長期の子猫の体重が増えない原因は色々とありますが、その中から5つあげてみます。
子猫の平均体重を月別でチェック
| 生後の月数 | 平均体重 |
| 3ヶ月頃 | 約1~1.5㎏ |
| 4ヶ月頃 | 約2㎏ |
| 8ヶ月頃 | 約3~3.5㎏ |
| 1歳頃 | 約3.5~5.5㎏ |
子猫の月別平均体重は、だいたい上の表に記載したくらいになります。
もちろん、猫ちゃんによって差はありますが、あまりにも体重が少なかったりすると心配になりますからね。
まずは自分の猫ちゃんの体重が平均程度なのか確認してみましょう。
体重が増えない5つの原因と対策
①フードを与える回数が少ない
子猫の胃はまだまだ小さく、一度にたくさん食べるが出来ません。
なので、フードを与える回数が少ないと、それだけ食べる量が減ってしまうので、子猫の体重は増えません。
子猫へのフードの与え方は、食事の回数を増やして出来るだけたくさんの量を食べることが出来るようにしてあげましょう。
子猫の食べる量を観察しながら、1日3~5回に分けて下さいね。
あわせて読みたい月齢別に見た1日の食事回数の目安
②成猫用のフードを与えている
子猫には、できるだけ子猫用のフードを与えるようにしたいところです。
理由は、子猫に必要な栄養素が豊富に含まれているためです。
子猫用のフードは、成長に合わせた栄養バランスをしっかり考えて作られてますからね。
また、成猫用のフードだと、子猫によっては食べない子もいるかもしれません。
人間もそうですが、成長に食事はとても大切です。支障が出てしまうと、体重が増えない原因になります。しっかりとフードを選んであげましょう!
あわせて読みたい成猫用ではダメな理由と子猫用フードの選び方
③歯の抜け変わり時期
子猫は、3~5ヶ月くらいで乳歯から永久歯に生え変わります。
その歯の状態によっては食べにくい時期があるかもしれません。
歯が揃っているときはドライフードでも大丈夫ですが、噛むことが辛そうな時期はウェットフードに変える、または猫用ミルクでドライフードをふやかすようにしてみましょう。
あわせて読みたい噛むのが辛そうな時のふやかし方
④ストレス
猫には神経質な性格の子もたくさんいます。
新しいお家にやって来たばかりだと子猫も緊張して、そのストレスからフードを食べることが出来ずに体重が増えないことも・・・
そんな時は、新しい環境に慣れて安心できる場所になるよう、リラックス空間を作ってあげるなどしてみましょう。
あわせて読みたいストレスのサインを行動から読み取る
⑤体内に寄生虫が・・・
子猫の体内に回虫などの寄生虫が住みついていると、その虫が栄養分を吸収してしまうので、子猫は食べても食べても体重が増えません。
他にも、子猫の体内で血を吸って生きる鉤虫(こうちゅう)もいます。
この場合は、一刻も早く動物病院に連れて行くことが大切です!
ちょっと様子がおかしい・・・と思ったら医師の診断を受けましょう。
関連記事:子猫のお腹に寄生虫がいるかも・・・どうすればいい?
子猫の体重、正しい測り方と記録のコツ
体重は、子猫の健康状態がもっとも分かりやすく表れる数字です。ただ、子猫はじっとしていないので、測り方に少しコツがあります。
- キッチンスケールを使う…人用の体重計では、数百グラムの変化を拾えません
- カゴや箱ごと測る…先に空のカゴを載せて風袋引き(0表示)にしてから、子猫を入れます
- 毎回同じタイミングで…食後は食べた分だけ増えるので、朝ごはんの前など時間を決めておきます
- スマホのメモに残す…日付と体重だけで十分です。診察のときにそのまま見せられます
1日にどのくらい増えれば順調?
生まれたばかりの時期は、日ごとの増え方がはっきりしています。
| 時期 | 1日あたりの増加の目安 |
|---|---|
| 生後0〜2週 | 10〜15gずつ増えていくのが一般的です |
| 生後3〜4週 | 10g前後。生後1週間で体重が倍近くになる子もいます |
| 生後2〜6ヶ月 | 日ごとより、月ごとに見るほうが分かりやすい時期です |
ざっくりした覚え方として、生後1ヶ月でおよそ400〜500g、生後2ヶ月で1kg前後を目安にしておくと、極端なズレに気づきやすくなります。
ただし品種によって体格差は大きく、メインクーンのような大型種と小柄な子では基準が変わります。平均との比較よりも、その子自身が増え続けているかのほうが大事な情報です。
病院に相談したほうがいいライン
「様子を見る」か「診てもらう」かで迷ったときは、次を目安にしてください。
- 3日以上、体重がまったく増えていない
- 体重が減っている(増えないより深刻なサインです)
- 食欲がない状態が丸1日以上続いている
- 下痢や嘔吐をともなっている
- 体が冷たい、ぐったりして動かない
- お腹が異常にふくらんでいる
子猫は成猫と違って体力の蓄えがほとんどありません。大人の猫なら1日食べなくても様子を見られる場面でも、子猫では急激に状態が悪くなることがあります。「もう少し様子を見よう」で手遅れになるより、早めに相談するほうが安心です。
受診するときは、これまでの体重の記録・与えているフードの種類と量・便の様子を伝えられるようにしておくと、診断がスムーズになります。
心配のしすぎは禁物!見守ることも大切です
「子猫の体重がちっとも増えなくて心配・・・」
こういった方の話をよく聞いてみると、実は体重がしっかり増えているけど、同じ年のこと比べると痩せてるから・・・というで悩まれているケースが多いんです。
子猫ちゃんも人間の赤ちゃんと同じで、それぞれ特徴があります。
平均より体重がある子・ない子もいて当然なんです。
心配しすぎるあまり、無理にミルクを飲ませて吐かせてしまった・・・となっては元も子もありません。
しっかりミルクを飲んでいるのに逆に痩せてきた・・・などの場合以外は、ある程度成長を見守ってあげるのも大切です。
焦らずに大きくなっていく子猫ちゃんを見られる幸せを感じたいですね♪
まとめ
子猫は、体重が増えたり減ったりしながら大きくなっていくものなので、体重が思ったように増えなくても、あまり心配はいらない場合が多いです。
しかし、毛づやの悪さ、下痢、嘔吐などの症状がある時は、何か大きな病気が潜んでいる可能性もあります。
放置しておくと最悪の事態も考えられますので、すぐに動物病院で診てもらいましょう。



