子猫が噛むのをやめさせたい!しつけの方法はどうしたらいい?

子猫を飼っている人の中には、「すぐに噛むし、噛み癖がついちゃったかしら?」なんて悩んでいる人もいると思います。

そんな時、ついつい叱ってしまいがちですが、大きな声で叱ったり叩いたり・・・そんなことは絶対にしないようにしましょう。

猫は本能のまま行動しているだけなので、どうしていけないのかわからないだけでなく、恐怖を与えてしまうだけになってしまいます。

子猫に噛み癖がついてしまって困っている飼い主さんのために、子猫が噛むのを直す方法をまとめていきます。

子猫の噛み癖を防ぐ4つのしつけ方法

猫ちゃんの噛み癖は、放置しておくと大人猫になってからもなかなか直りにくいもの。

なるべく子猫のうちから少しずつ噛み癖を直していくのがおすすめです。

具体的には、

①遊ぶときは手や指を使わない
②一人でも遊べるようにする
③顔に出して「痛い」をアピールする
④噛まれても動揺してあせらない

ことが大切です。

①遊ぶときは手や指を使わない

ついつい、手で遊んでしまいがちですが、子猫と遊ぶときは必ずおもちゃを使ってください。

そして、おもちゃで遊んでいる最中に、軽くであっても子猫が飼い主さんを噛むようなことがあれば、すぐに遊びを中断しましょう。

遊んでいるときは噛むことはダメ、遊びが中断することで噛むと遊んでくれなくなることを学習させるのがポイントです。

②一人で遊べるように覚えさせよう

子猫が噛まないようにするためにも、子猫がひとり遊びできるようになることは、とっても大切なことです。

特にお留守番の多い子猫は、ひとりで遊べるようにしてあげたいですね。

市販されているものもたくさんありますが、手作りのおもちゃやピンポン玉を用意してあげるのもいいですよ。

ひとり遊びの環境を整えてあげることで、寂しさを紛らわせてあげることもできます。

関連記事:子猫はいつからお留守番できるかな?

③顔に出して「痛い」をアピールする

歯が生えてきたばかりの子猫にカミカミされると結構痛いですよね。

こんな時、わざと顔に出して「痛い」ということを猫ちゃんに伝えててください。

猫ちゃんは飼い主さんが痛いと思っていることを分からないですが、「こういうことすると飼い主さんが嫌な顔をする」ということを覚えさせば、おのずとカミカミは減ってきます。

④噛まれても動揺してあせらない

噛まれて焦ってしまうと、ついつい手をパッとひっこめてしまいがち。

しかし、これを猫ちゃんの側からみると「遊んでくれている」と勘違いしてしまう可能性がります。なので、余計にカミカミしてくることも・・・

こんな時は、焦らず、逆に噛まれている手を口にグッとすることで離してくれることもあります。

子猫がよく噛む5つの理由って?

「うちの子猫、本当によくカミカミしてくる」

子猫ちゃんがよく噛む理由は、

①力の加減がわからない
②歯がかゆい
③ストレスを感じている
④じゃれてる
⑤飼い主さんと遊びたい

の5つの理由が主にあります。

①力の加減がわからない

母猫や兄弟猫といっしょに過ごす時間のなかった子猫は、噛まれると痛いということを知ることができずに、噛むことの力加減がわからずに、噛み癖がついてしまいます。

②歯がかゆい

子猫は、生後1ヵ月で乳歯が生え揃ってから、生後3~6ヵ月で永久歯へと生え変わります。

子猫の人間の赤ちゃんと同じように、この頃になると、歯がかゆくなって身近にあるものを噛んでしまうという行動に出ることがあります。

③ストレスを感じている

飼い主が遊んでくれない、運動が足りないなどの理由から、ストレスを感じてしまい、噛むという行動に走ってしまうことがあります。

関連記事:子猫がストレスを感じているときにする行動まとめ

④じゃれている

子猫のうちは何でも興味を持つなど、好奇心旺盛な子も多いです。

飼い主さんが触ったりちょっかいを出すと、負けじと子猫ちゃんもカミカミでじゃれてくることがあります。

⑤飼い主さんと遊びたい

「もっと遊んでよ!」

と飼い主さんにアピールするときなどに、カミカミしてくる子もいます。

また、おもちゃ遊びに物足りない時などもこうやってアピールしてくる子も多いです。

噛むことに対して怒りすぎずにしつけしましょう

「あまりにもカミカミされてイライラしちゃう・・・」

分かっていても、結構痛いとついついイライラしてしまいがち。

でも、この時に怒鳴ったり手をあげてしまうのはNGです。

怒ったことにびっくりして、しばらくはあなたに近づいてこなくなる可能性が高くなります。

こうならないためにも、イライラする気持ちを我慢してしつけすることが大切です。

子猫ちゃんは分からないことばかり。

それを忘れないようにしたいですね。

関連記事:子猫のしつけやしかり方はどうするのがいいの?

まとめ

私も先代の子がよく噛む子で、手が傷だらけになったことを思い出しました。

思いきり手で遊んでいたので、それが原因だったのですね。

猫のしつけは大変と思われがちですが、猫の習性と噛む原因を知ることで、そう難しいことではなくなります。

ひとり遊びができることも大切ですが、飼い主さんとたくさん遊ぶことで、噛み癖を直すきっかけになるだけでなく、コミュニケーションを取るとても大切な時間にもなりますから、しっかりと遊んであげてくださいね。

ラス
ラス

うちの猫ちゃんも小さい時、本当によくカミカミしてきました。おもちゃを与えたりいろいろと試してきたことで自然とカミカミしなくなりましたが、やはり多くの子猫ちゃんに噛むクセはあるようですね。

子猫のカミカミに悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考に対処してみてください。

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