【放置はダメ!】猫の便秘予防&なったときの対処法まとめ

飼っている猫のウンチがなかなかでなくて困っている。

うちの猫ちゃんもたまになるのですが、便秘で悩む飼い主さんって意外と多いのです。

ウンチが出なくて苦しそうにしている猫ちゃんを見るのもつらいですからね。

今回は、猫ちゃんの便秘の解消法や原因、放置した場合にどうなるかなどについてまとめていきます。

猫の便秘は放置するとこんなことになりかねない・・・

「猫ちゃんのウンチがあんまり出てないみたいだけど、しばらく様子をみればいいか」と数週間放置してしまう飼い主さんもいますが、それはNG!

猫の便秘を放置すると、

・巨大結腸症
・嘔吐
・体重が減る
・脱水症状になる

などの症状になってしまうことが考えられます。

巨大腸結晶は、ウンチが腸の中でカチカチになってしまい、いきんでも全くでなくなってしまうこと。

こうなると、常にお腹が張っているため、食欲もなく水分摂取もしようとしなくなります。

さらに、お腹が張った影響やウンチをしようといきんだ時に嘔吐してしまうなどの影響も出てきます。

巨大腸結晶になると、最悪は手術する必要も出てきますので、早めの対処が大切です。

便秘かな?と思った時にすべき4つの対処法

最近飼い猫ちゃんのウンチが出てない気がする・・・

見る限りウンチが出ていないようであれば、

①トイレの周辺をきれいにする
②お腹のマッサージ
③フードにオリーブオイルなどを混ぜてみる
④整腸剤をあげる

の4つの対策で猫ちゃんのウンチが出やすいように対策してあげましょう。

①トイレの周辺をきれいにする

トイレの周りは汚れていませんか?

猫ちゃんはとてもキレイ好きのため、トイレが汚れているとおしっこやウンチをしないことがあります。

周辺をきれいにするのはもちろんのこと、トイレの砂は定期的に変えたりするなど、環境を整えるようにしてあげてください。

②お腹のマッサージ

優しくお腹のマッサージをしてあげましょう。

猫ちゃんを後ろから抱きかかえるような格好をさせて、「の」の字を書くように優しくなでます。

力を入れ過ぎないように気を付けて、ゆっくりするのがポイントです。

腸が刺激されて、ウンチも下に移動することが考えられますし、溜まっているガス抜きもできます。

お腹をなでられるのが嫌な子もいますので、できる範囲でやってみてください。

③フードにオリーブオイルなどをまぜてみる

フードの見直しも効果があるケースが多いですが、いきなりいつも食べているフードを変えると、食べなくなることも考えられます。

なので、まずはオリーブオイルなどを少しフードに混ぜたりして、様子を見るのもアリです。

オイルの効果でウンチが出やすくなるともいわれています。

ただし、上げ過ぎは注意ですので、オイルの量はスプーン一杯程度にしておきましょう。

④整腸剤をあげる

これは、お医者さんに相談してうちの猫ちゃんが便秘になった時にもやったことです。

人間用の整腸剤「ビオフェルミン」を少し割ってフードに混ぜて食べさせました。

ビオフェルミンであれば、副作用の心配もないとのこと。

起用にフードから錠剤だけはじいてしまう子は、飼い主さんが飲ませてあげてくださいね。

便秘予防はこんなことに意識してみて

「便秘になる前に予防できないものかしら?」

人間でも同じですが、便秘予防できるのが一番いいですよね。

猫ちゃんの便秘予防は、

・フードを変えてみる
・たくさん遊ばせる(運動させる)
・水分を取れる工夫をする

などがおすすめです。

フードは、便秘対策用のフードや素材にこだわって作られたプレミアムフードとよばれるものがいいですね。

どちらも食物繊維を多く含んでいるため、消化吸収を助けてくれます。

そして、水分をたくさんとらせていっぱい遊ばせることです。

水分不足になってしまうとウンチがカチカチになってしまいますので水分補給は大切です。

また、運動も体の機能を上げますので、腸の活動も活発になります。

こういったことから、便秘対策を考えていってみてください。

便秘になりやすい3つの原因

猫はもともと便秘になりやすい動物と言われています。

その原因は、

①毛づくろいの影響
②水分をあまりとらない習性がある
③もともと便がコロコロしやすい

の3つが主な原因と考えられます。

毛づくろいで毛を飲み込んだことでお腹に毛玉が溜まってしまい、ウンチが出にくくなってしまいます。

また、犬などに比べたら水分補給する回数も少なく、ウンチが乾燥して硬くコロコロとしやすいんです。

こういったことから、もともと便秘になりやすいと言われています。

関連動画:キャットフードでできる猫の毛玉ケア

こんな行動があったら便秘のサインかも?!

猫ちゃんがウンチが出ていないとき、こんな行動を良くすることがあります。

・トイレを何度も行き来している
・室内を走り回っている
・お尻を地面にスリスリしている
・ニャーニャー泣きまくっている

特に便秘初期のころにこんな動きをすることが多いですね。

うちの猫ちゃんは、ニャーニャー鳴きながら家を走り回ていました。

そして、トイレに立っても何も出ないのですぐいなくなり、またすぐトイレに行く・・・の繰り返しです。

お尻が気持ち悪いのか、床にお尻を擦りつけながら歩いていたこともありましたね。

猫ちゃんがこんな行動をしている時は、便秘を疑ってみてくださいね。

関連動画:猫の仕草から読み取れる気持ちとは?

何日も便秘が続くようなら病院へいきましょう

「猫ちゃんが全然ウンチをしないし、出る気配もない」

こんな時はすぐに病院へ連れていきましょう。便秘だし病院までいかなくても・・・なんてことはないですからね!

ウンチが出ないのは病気の可能性もありますし、検査や浣腸、整腸剤の処方などもお医者さんであればできます。

便秘が続くと、猫ちゃんが頻繁に吐くようになったり、明らかにぐったりしてきます。

こういった状態を見るのもつらいですし、そこまで行くと猫ちゃんがかわいそうですよね。

目安としては3,4日。ウンチが出ていなければ、病院を頼るようにしましょう。

まとめ

便秘だから・・・とあなどるなかれ。

便秘でも、最悪命のかかわるケースなんかもあります。

猫はもともと便秘をしやすい動物なので、一度は便秘で悩んでしまうことがあるかもしれません。

そんな時は、対策を予防を参考にして対処していくことがおすすめです。

ラス
ラス

便秘が究極にひどくなると、吐いてしまったものからもウンチのような匂いがするようになります。そうなる前に病院に行くなどの対策が必要です。

便秘は自然となんとか・・・ならない場合もあります。しっかりと対処していくようにしたいですね!

>>猫の足や体がけいれんしている時に考えられる病気とは?

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