猫を飼っていて困ったこと、その一つに「抜け毛対策」をあげる方も多いのではないでしょうか?
特に毛が生え変わるの春と秋は、大変な思いをされている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
私も猫を飼っていますが、黒い服やスーツなどにつくと目立つんですよね。
もうコロコロが手放せません。
ここでは、抜け毛対策と掃除のコツ、また抜け毛に関する病気について、お話していきます。
猫の抜け毛対策はこんな風に対応しましょう
猫の抜け毛対策としてできることは、
②シャンプーや濡れタオルで拭く
の2つがメインになります。
ブラッシングは、毎日こまめにしてあげることがポイントで、換毛期など、猫ちゃんの毛がたくさん抜ける時期には特に大切ですね。
また、シャンプーするのも溜まっている毛をきれいにすることができますのでおすすめです。
月1、2回のペースで洗うことで清潔を保てます。
シャンプーがが苦手な子には、濡れタオルで体を拭いてあげるといいでしょう。
換毛期って何?
猫には換毛期(かんもうき)と呼ばれるゴッソリと毛が抜ける時期が年に2回あります。
夏の暑さに耐えられるように冬毛が抜ける春先。そして秋には夏用の毛が抜け落ち冬に向けてダブルコートと呼ばれるフカフカの状態になります。
換毛期は、しっかりとブラッシングをしても数時間が経てばまたゴッソリと毛が抜ける、それほど生え変わりの激しい時期になるのです。
通常は約2週間~1ヵ月ほどですべての毛が生え変わると言われています。
が、室内飼いの猫は外の気温の変化を感じ取ることがなかなかできないため、換毛期がだらだらと長期化してしまうこともようです。
中には通常時と換毛期の境目がなく、1年中毛が抜けるという猫もいるようです。
なので、春先や秋は窓を開けて外の陽気を感じさせてあげましょう。
そうすることで、換毛期がはっきりわかり、抜け毛対策もしやすくなると思います。
ブラッシングにはこんなブラシがオススメ!
では、ブラッシングする際のどのようなブラシがよいのでしょうか?
基本は、長毛も短毛も「獣毛ブラシです」。
プラスチックなどは静電気や切れ毛を起こすので、豚毛でできたブラシを用意するといいでしょう。
ただ、毛の長さによってはそれだと使いにくいこともあるかもしれません。そんな時は、毛の長い猫と短い猫にあるブラシを使うのがいいですね。
まず、長い毛の猫は毛が絡まりやすいので、「スリッカーブラシ」という金属の細いブラシでとかしてあげるといいでしょう。
皮膚にあたると傷になってしまうので、注意してください。
次に、短い毛の猫は「コーム」や「ラバー」、「ミトン」などがおすすめです。
ブラッシングのコツは、「ブラシで体を撫でる」くらいの感覚でやさしくしてあげることです。
ブラッシングが嫌い!という猫もいるかと思いますので、いきなり強くブラシすると逃げちゃいます。
まずは体を撫でてスキンシップをとり、慣れてきたら少しずつ短い時間からブラッシングをしてあげるようにしてください。
もしかしたら病気の可能性も・・・
実は猫の抜け毛の理由は換毛期だけではなく、さまざまな原因が引き金をなっていることもあります。
まずは皮膚病です。
その中でも、ノミやダニなどアレルギーが原因の皮膚病が最も多いと言われています。
次に腎臓病・糖尿病、免疫異常などの内臓疾患による原因です。
また、ストレスが原因と考えられることもあります。
いつまでも抜け毛が収まらない、猫の様子もなんかおかしい・・・・と思ったら一度病院へ連れて行ってあげてください。もしかしたら換毛期の抜け毛じゃない場合もありますからね。
関連記事:猫の抜け毛と病気についてまとめてみた
抜け毛対策をすることで人へのアレルギー症状も抑えられる
猫ちゃんの抜け毛対策をあまりせず、抜けたまんま放置しておくと、人間にも影響を及ぼしてしまうことがあります。
具体的には、
・目がかゆい
・体がかゆい
など、いわゆるアレルギー症状がではじめます。
猫の毛に付着した地理・ほこり・猫ちゃんの体の成分(タンパク質)などが、アレルギー症状を引き起こす原因になるんです。
特に家にじゅうたんが敷いてある場合などはこの影響が出やすいです。
なので、猫ちゃんにこまめにブラッシングして抜け毛対策することはとても大切なんです。
また、ブラッシング以外にも、
・コロコロなどを使う
・空気清浄機を置く
などの対策をして、人間への影響を最小限にする対策もおすすめです。
まとめ
毎日のブラッシングや掃除は大変ですが、猫にとっても飼い主にとっても大切なことだということをお分かりいただけたでしょうか?
ブラッシングや抜け毛で猫の体調の変化も感じ取ることができると思います。
スキンシップの時間も兼ねて忘れずにブラッシングをしてあげてくださいね。
慣れないとブラッシング中に暴れる子もいるので、最初はなかなか大変なことが多いです。でも慣れてしまえば、ブラッシングを気持ちよさそうにするようになる子も多く、うちの子は「もっとやって!」アピールがすごいです笑。
見た目もブラッシングしてあげた方が綺麗なので、ぜひこまめにしてあげてください。
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