ある日、ふとした瞬間に気づく飼い猫の抜け毛。
掃除の間隔が少しあくだけで、床に抜け毛がたまっていることに気づきます。
猫ちゃんの抜け毛は掃除なども大変ですし、できれば抜け毛を何とかしたいと感じている人も多いはず。
特に、毛の長い種類の猫ちゃんを飼っている方はなおさらですよね。
今回は、猫の抜け毛が増える時期や対策方法についてまとめていきます。
一番抜け毛が増える時期「換毛期」
ずばり、猫ちゃんの毛が一番抜けるのは「換毛期」です。
この換毛期に、冬の寒さを乗り切るために、アンダーコート(細くてフワフワの毛)とよばれる毛が生えてきたり、逆に必要がなくなれば、アツさを乗り切るために抜けていく事になります。
冬の前と春先の換毛期を比べると、やはり春先に一番抜け毛が増えやすいといえますね。
いずれにせよ、この換毛期がきっかけとなって抜け毛が増えるということを覚えておきましょう。
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換毛期はいつ?1年の流れで見ておく
換毛期は気温ではなく日照時間の変化がきっかけになるといわれています。日が長くなる・短くなるのを体が感じ取って、毛の生え替わりが始まるしくみです。
| 時期 | 体で起きていること |
|---|---|
| 3〜5月ごろ | 冬毛から夏毛へ。密に生えていたアンダーコートが抜けるので、抜け毛の量が1年で最も多くなります |
| 6〜8月ごろ | 夏毛で過ごす時期。抜け毛は落ち着きます |
| 9〜11月ごろ | 夏毛から冬毛へ。春ほどではありませんが、再び抜け毛が増えます |
| 12〜2月ごろ | 冬毛で過ごす時期。抜け毛は少なめです |
換毛期に増える「毛玉」への備え
抜け毛が増えるということは、グルーミングで飲み込む毛の量も増えるということです。換毛期に吐く回数が増えるのはこのためです。
この時期だけは、次の点を意識してみてください。
- ブラッシングの回数を増やす…普段週2回なら毎日に。飲み込む前に取ってしまうのが一番確実です
- 水分をとりやすくする…便が硬いと毛が出ていきにくくなります
- 吐く回数を数えておく…普段との差が分かると、異常に気づきやすくなります
抜け毛の量が「多すぎる」と判断する目安
換毛期は抜けて当たり前なので、どこからが心配なのか分かりにくいところです。次のような状態は、換毛期とは別の原因を疑ったほうがよいサインです。
- 地肌が見えるほど薄くなっている部分がある
- 左右対称に毛が薄い…ホルモンの不調で見られることがあります
- 抜けたあとの皮膚が赤い、かさぶたがある
- 同じ場所ばかり舐めている・掻いている
- フケが急に増えた
- 換毛期ではない時期に大量に抜ける
抜け毛そのものより、皮膚がどうなっているかを見るのが判断のポイントです。毛をかき分けて地肌を確認する習慣をつけておくと、変化に早く気づけます。
抜けた毛の掃除を楽にする工夫
換毛期は部屋に落ちる毛の量も一気に増えます。手間を減らす方法をいくつか挙げておきます。
- ゴム手袋で撫でる…布製品についた毛が面白いほど集まります
- 掃除機の前に乾いた雑巾で拭く…舞い上がる前に絡め取れます
- 猫ちゃんの寝床を決めておく…毛が集中する場所が絞れると、洗える1枚を敷くだけで済みます
- ブラッシングは浴室や屋外で…抜けた毛が部屋に散らばりません
- 空気清浄機を稼働させる…舞い上がった毛やフケの対策になります
抜け毛は人のアレルギーの原因にもなります。ご家族にくしゃみや目のかゆみが出る方がいるなら、換毛期は寝室に入れない・こまめに換気するといった対応も検討してみてください。
猫の抜け毛対策を3つ紹介します
換毛期の猫ちゃんは、抜け毛を減らそうと思ってもどんどん抜けてしまうため、なかなか難しいんです。
なので、猫ちゃんの抜け毛を減らす!・・・というよりも、事前にできるおすすめな抜け毛対策を3つ紹介します。
①ブラッシング
猫の抜け毛対策の基本と言えばブラッシング。
長い毛の種類の猫ちゃんは1日1回、毛が短い種類の猫ちゃんは週2、3回のブラッシングでだいぶ綺麗になるはず。
ブラッシングをするときのポイントは、
ことです。これってすごい大切で、猫ちゃんが気持ちいいと感じればブラッシングもしやすいですし、逆にいやがられると本当にブラッシングに苦労します。
毛の長さによってもおすすめのブラシなどはことなりますので、自分の猫ちゃんにあうブラシを見つけてあげましょう。
関連記事:どんなブラシが良い?猫の抜け毛対策
②ハンドクリーナーや掃除機を使う
ハンドクリーナーで毛を吸われるのを嫌がらない猫もいます。
吸い口に短いブラシを取り付けて体にあてると、ブラッシングの感覚で使えます。
この方法、ヘタにブラシを使うよりよっぽど綺麗に猫の抜け毛を取る事ができます。
強いて言えば、ハンドクリーナーをつけたときの音にビビってしまう猫ちゃんはむいてないですね。
ちなみに、ハンドクリーナーがない方は掃除機でもいけます。
思ったより効果的なので、ぜひ試してみてください。
③お風呂でシャンプー
お風呂でしっかりとシャンプーするのも効果が高いですね。
シャンプーの時は、人間のシャンプーではなくて猫用のシャンプーで洗ってあげましょう。
人間のシャンプーだと猫の肌に合わない成分が入っていたり、間違えて舐めてしまったときに思いもよらない不調をうったえる可能性もありますので。
また、猫ちゃんはお風呂が苦手な子も多く、人間のように毎日お風呂にいれて・・・というのは難しいです。
お風呂は1週間に1回程度にしておいて、基本的な抜け毛対策はブラッシングやハンドクリーナーで行うのが現実的です。
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換毛期以外の大量の抜け毛は皮膚病などの可能性もある
猫の抜け毛が増えるのは、換毛期が一番多くなります。
もし万が一、換毛期以外で大量に抜け毛がある場合は、以下のような症状がみられるケースもあります。
・ストレス
・腎臓病や糖尿病などの疾患
猫ちゃんの様子をよく観察して、毛の抜け方が明らかに多すぎたり、常に体を掻いているようなことがあれば、動物病院へ連れていってあげてくださいね。
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まとめ
猫の抜け毛対策は、日ごろからこまめなケアをしていくことが一番の対策になります。
抜け毛対策をせずのままでいると、猫が身体を舐めて毛づくろいしたとき、多くの毛を飲み込むこととなり、毛玉を吐いてしまいます。
猫はもともと吐きやすい体質ではあるのですが、少なからず体には負担がかかりますので、よくないですよね。
猫ちゃんのブラッシングをめんどくさいと感じるかもしれませんが、猫ちゃんのためにも抜け毛対策をがんばっていきましょう。



