「爪切りを嫌がって暴れまくる」
下手するとあなたの手が血まみれになるくらい、爪を出して暴れる子もいます。
うちの猫ちゃんもそうですが、なかなか落ち着いて爪切りさせてくれない子って意外と多いです。
今回は、猫が爪切りを嫌がる理由や上手に爪切りできる対処法などをまとめます。
猫が爪切りを嫌がる3つの理由とは?
爪切りは、猫ちゃんが慣れてしまえば大人しくさせてくれますが、それまでは多くの子が暴れたりニャーニャー鳴いたりします。
猫ちゃんが爪切り嫌いな理由は、
②肉球を触られるのが嫌
③爪切りの時の姿勢が嫌
などが多いです。
圧倒的に多いのが慣れていないからです。
「これから何をされるのかな」と不安な気持ちがあるので、普段ならなんとも思わない体制で抱っこされても怖くて暴れてしまう子もいます。
また、肉球に触られるのを嫌がって大人しくできない子もいますね。
爪切りは絶対しないといけないの?
「飼い猫に不安な思いをさせるなら爪切りしなくてもいいのでは・・・」
なんて人もいると思いますが、そんなことはないです。
むしろ、室内飼いの猫ちゃんだからこそちゃんと爪切りしないといけないんです。
野良猫など外で生活している猫ちゃんは、固い地面を走ったりすることで、自然と爪が削れるので爪切りの必要はないのですが、室内飼いの猫ちゃんだとそうはいかないですよね。
たたみやじゅうたん、フローリングでは自然に爪が削れることはないので、飼い主さんがケアしてあげる必要があるんです。
また、爪切りをしないと、
・何かの時に爪がひっかかり、割れる可能性もある
などの危険があります。
爪切りしないで放置してしまうと、最終的に飼い猫ちゃんがケガをしかねないことになってしまいます。
少しでも簡単に爪切りするための4つのコツ
嫌がる猫ちゃんに爪切りをするのは、正直なかなか難しいです。
・・・といっても、爪切りしないわけにもいかないです。
そんな時は、少しでも爪切りがしやすくなるように、
②なるべく音が出にくい道具を使う
③無理な体制で爪切りしない
④最初は寝ているときを狙う
の4つのコツを抑えると比較的やりやすいです。
①猫ちゃんの気をそらす
爪を切りながらおやつやおもちゃを見せるなど、猫ちゃんの気を上手にそらす方法です。
爪切りオンリーになると、どうしても気がそっちに向いてしまいます。
少しかわいそうな気もしますが、仕方なしです。
②なるべく音が出にくい道具を使う
爪切りは、猫用の爪切りを使うようにしましょう。
爪切りには「ハサミタイプ」「ギロチンタイプ」などがありますが、なるべく爪を切る音が出にくいものがおすすめです。
詳細は下のコンテンツでまとめます。
③無理な体制で爪切りしない
後ろから強めに抱っこして爪を切る。
子猫ならばOKですが、大人猫の場合はこの姿勢を嫌がる子が多いです。
なるべくならお座りの姿勢か、横にゴロンとさせて切ってあげるようにしてください。
関連記事:子猫の爪切りはいつからいいの?うまく爪切りするコツ
④最初のうちは寝ているときを狙う
寝ているときにこっそりと爪を切る作戦です。
どうしても爪を切らせてくれない場合に使います。
ただ、気配に敏感な猫ちゃんなので気づかれることもまぁまぁあります・・・
どうしてもすぐに爪を切りたい時に意識すべきこと
「なかなか爪切りさせてくれないけど、どうしてもすぐにしなきゃ!」
爪が伸びているときは、早く切ってあげたいと思う飼い主さんも多いです。
でも、そんな時に限って爪切りさせてくれない・・・
こんな時に意識することは、
・手短に終わらせる
の2つです。
切る爪を飼い主さんで決めておいて、サッと手短に終わらせます。
全部の指を切ろうとすると、猫ちゃんも暴れます。最低限、伸びている爪を切るだけでもトラブルを予防できますからね。
爪切りはこんなタイプのものが扱いやすいです
上でも少し書きましたが、猫ちゃん用の爪切りには「ハサミタイプ」「ギロチンタイプ」があります。
私がおすすめしたいのは、ギロチンタイプの方です。
上の画像の用に、ステンレスの部分に猫ちゃんの爪を入れ、グリップを握ることで爪が切れます。
ギロチンタイプのいいところは、
・きれいに切れる
・爪が割れない
ことです。
ハサミタイプだと、切り方によっては爪を切った時に「カチッ」と音が鳴ってしまい、猫ちゃんによってはこれを嫌がる子もいます。
また、一気に切れるので爪の形がいびつになってしまったり、爪が途中で割れてしまうこともないです。
お値段も1000円程度のものからあるので、お手頃です。
暴れまくる時は諦めることも大切
「猫ちゃんが暴れまくって何ともならない」
抱っこさせてくれなかったり近づいてもくれない時など、猫ちゃんにも期限が悪い日はあります。
そんな時に無理やり爪切りしようとしてもどうにもならないものです。
どうしても大人しくならない場合などの時は、一旦引いて機をうかがうのも作戦の1つです。
そのうちしれっと寄ってきたときに、ナデナデしながら必要なところだけ爪を切る・・・なんてことができるタイミングが来るはずです。
あえてまったりくつろいで、気をうかがってみてください。
まとめ
慣れないうちはなかなか上手く爪切りできないことが多いと思います。
最初は、手短に切らないといけない爪を限定して対応するのがポイントです。
そうしていくうちに、飼い主さんも猫ちゃんも少しずつ爪切りに慣れてくるはず。
大変かもしれませんが、諦めずに少しずつ慣らしていきましょうね。
うちの猫ちゃんも最初は暴れまくっていました。私も意地になって爪切りしようとしてたので、抱っこしている方の手をたくさん引っかかれ、生傷が絶えなかった時期があります(とっても痛かった・・・)。でも、そのやり方は猫ちゃんもいい気はしないですし、あなたも痛いですよね。私みたいにならず、この記事を参考に上手に爪切りしてあげてください。
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