猫が爪とぎをする理由は主に2つあります。
一つ目は爪が伸びてくるから、二つ目は爪とぎで縄張りに匂い付けしているからだそうです。
猫専用の爪とぎを用意しているにもかかわらず、なぜか猫は柱や壁紙で爪をといでしまいます。
せっかくの家具がボロボロで台無しに・・・となるのは嫌ですよね。
その防止のため、我が家でもいくつか実践してみた「対爪とぎ防止作品」を家具別でご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
トイレのしつけと同じように爪とぎもしつけましょう
猫の爪とぎは生理現象のため、「するな!」といっても絶対に無理なもの。
なので、トイレと同じようにしつけすることが基本になります。
・専用の爪とぎボードを用意する
などの準備をしていきましょう。
ただ、これらを準備しても家具や壁などで爪とぎされてしまうことがあります。
よく猫ちゃんが爪とぎしてしまうのは、柱・壁・ソファーです。
以下で、これらの対策を見ていきましょう。
①柱編
猫は何度注意しても柱で爪をといでしまいます。
うちには猫が爪をといでしまう柱が3本ありますので、爪とぎを柱にたてかけて、倒れないようにひもで縛りました。
うちの猫は、伸びあがって爪をとぎたいようなので、こうすると柱を守ることができます。
②壁紙編
一番頭を悩ませていたのが壁紙です。
猫にとっては良い感じで爪がひっかかるのか、かなりガシガシやられました↓
この対策は、百均で販売されている「猫の引っかき傷防止シート」を買いこんで設置することで対策しました。
これは表面がつるつるなので猫の爪が引っかからず、そのうち壁紙では爪をとがなくなります。
うちでは透明タイプのシートを使ったので、たくさん貼っても違和感はありませんでした。
実際に効き目があったので買ってよかったです。
専用シートでなくても、猫の爪とぎに耐えられそうな固さのプラスチックボードなどでも十分代わりになります。
③ソファー編
ソファーの対策には、
・ソファーカバーを2重でする
などが効果ありでした。
スプレーはココナッツ系や柑橘系の猫が嫌がる香りがするので、爪つぎをしなくなりました。
ソファーについては、カバーをすることで本体の身代わりにすることができます。
カバーはボロボロになりますが、本体は綺麗なままなので、痛みの度合いが全然違います。
この2つの対策はおすすめですね。
ペット可の物件の賃貸住宅も爪とぎ対策は超大切
「うちはペット可の物件だし、多少の爪とぎ後は大丈夫でしょ」
思っている方、要注意です。
賃貸物件は、基本的には退室するときに経年劣化で痛んでくる分に関しては、賃借人に原状復帰を求められるケースは少ないです。
・・・が、例えばタバコの影響で壁紙が黄ばんでいる場合などは、敷金から張り替え費用を請求されたり、場合によっては追加で費用を請求されることもあります。
これ、猫ちゃんの爪とぎにも同じことが言えるんです。
例えば、爪とぎで激しく壁紙が痛んでいると、張り替えにかかる費用を請求される可能性が高くなるんです。
なので、ペット可の賃貸物件に住んでいる人は特に爪とぎ対策に注意しなければばりません。
このあたりのことは、物件を借りるときに不動産屋に確認しておくと、のちのちのトラブルを防ぐこともできますので、意識してみましょう。
【おまけ】その他の爪とぎ対策
その他に猫の爪とぎ対策で意識してみるといいことは、
・猫の爪をこまめにカットする
障害物については、いつも爪とぎをしている場所にちょっとした置物などを置いてみてください。
めっちゃ古典的な方法ですが、うちの猫は面倒くさがってそこではしなくなりましたw
また、こまめに爪を切ってケアすることで、爪とぎの回数も減ってきましたね。
猫の爪は、あまり深く切らないように、先端少しカットしてあげるくらいで大丈夫です。
後ろ足は切る必要がないので、前足だけ時々見てあげてください。
関連記事:猫が爪切りを嫌がる時の3つの対処法
まとめ
爪とぎは猫の習性なので、中々悩ましい問題です。
それぞれのお家で飼い主さんが簡単にできる爪とぎ対応策を取りながら、猫の爪とぎ場所を上手に誘導できることが理想ですよね。
そのためには色々と試してみる必要があります。
この記事などを参考に、粘り強く試してみてくださいね!
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