【まずは病院へ】捨て猫を飼う時に絶対すべき4つのこと

捨て猫を飼うことは勇気がいりますよね。

1年や2年という期間限定ではなく、猫の生涯の面倒をみるという飼い主さんの決心ですから。

私も人生の中で2回、捨て猫を保護したことがあります。

そのときに「初めからこうしておけば良かった」という気をつけるべきことを4つご紹介します。

この4つは必ず行いましょう

「猫を拾ってきちゃったけど、今まで猫飼ったことないからどうすればいいの?」

捨て猫を拾ってきてしまったものの、どうしたらいいかわからないという人も少なくないはず。

そんな時に意識したいのは、

①最初に病院に連れていく
②トイレと爪とぎのしつけをする
③猫が食べてはいけないものに気を付ける
③猫をむやみに外に出さないように気を付ける

の4つのこと。

これは必ず気を付けたいことです。

以下でその内容をまとめます。

①最初に病院に連れて行く

捨て猫を保護して、一番初めにしなくてはいけないことは動物病院で診察を受けさせることです。

これ、意外とできてないことが多いです。

獣医さんは保護猫に慣れているので、「捨て猫を拾ったので診てください」と言えば必要な検査をしてくれます。

「何て言えばいいのかわからない」など、そんな心配はすることなく動物病院へ連れて行って下さいね。

病院に連れていくことで、

・病気にかかっていないかの検査
・猫の飼い方のアドバイス
・去勢手術などの相談

などができます。

病気の検査はもちろんのこと、初めて猫を飼う人にとっていろいろとアドバイスもらえるのはとってもありがたいはずです。

去勢・避妊手術も、いずれはした方がいいですね。

私の経験から、オス猫は去勢手術を受けずにいると、「マーキング」といってとても臭い尿を家の中でもあっちこっちにかけて周ります。

しかも、盛りがついたオス猫の鳴き声はとてもうるさいですし、飼い主の手に負えません。

猫の健康のためにも、手術することをおすすめします。

②トイレと爪とぎのしつけをする

猫にとって一番大事なしつけは、トイレと爪とぎです。

まずはトイレのしつけですが、これはとても簡単です。

猫はキレイ好きなのですぐに覚えるからです。

猫が何度かトイレに失敗したら、おしっこの臭いを新しいトイレにつけて猫に臭わせれば、次からはトイレで用を足すようになります。

それとは反対に、猫のしつけで難しいのは爪とぎです。

猫はどこででも爪をといでしまうので、柱や壁紙、ソファやカーテンなど、放っておくとすぐにボロボロになってしまいます。

なので、早く覚えるにこしたことはないんですが・・・これが中々難しい↓

しつけの方法は、市販の猫の爪とぎを用意します。

猫が別の場所で爪とぎを始めたら、爪とぎ場に連れて行き、「ここで爪をとぎなさいよ」と場所を覚えさせます。

ちょっと原始的ですが、この繰り返しをすることで擦り込まれていきます。

爪とぎ場所を徹底には時間がかかる場合もありますので、根気よく付き合いましょう。

関連記事:子猫のしつけや叱り方をまとめてみた

③猫が食べてはいけないものに気をつける

猫には人間と同じものを食べさせないほうが、健康上良いと言われています。

その中でも、特に猫の健康を奪う食べ物がありますので注意してあげましょう。

代表的な食べ物は、

・ネギ類
・チョコレート
・アボカド
・アルコール
・カフェイン

などです。

これらは、猫にとってはアレルギー反応がある食べ物です。絶対に口に入れないように気をつけてあげてください。

④猫をむやみに外に出さないよう気をつける

猫の飼い方には、それぞれのスタイルがありますが、私は完全に室内で猫を飼うことをお薦めします。

理由は、

・他の猫とケンカをしてけがする
・病気をもらってくる

が大きいですね。

そこからバイ菌が入って、病気になったり最悪の事態になってはかないません↓

ある統計でも、室内飼い猫の寿命は平均で16歳くらい外で自由に生きる猫の寿命は7歳くらいまでだと言われています。

ぜひとも、猫は室内で安全に暮らせるように気をつけてあげて下さい。

人に慣れるまでは少し時間がかかることも

前飼われていた飼い主が飼いきれなくなった、たくさん子猫が生まれたなどの理由で捨てられてしまう・・・絶対に許せないことですが、こういうことが起こっている事実もあります。

そんな猫ちゃんは、少なからず人間に対して不信感を抱いているケースが多く、なかなか懐かないなんてこともしばしば。中には、触られるのすら嫌という子もいるかもしれません。

捨て猫を飼うということは、そういったことも絶対に覚えておくべきです。

「なかなか懐かないからやっぱり飼わない」というのは絶対にやめましょう。

少しずつ、気長に猫ちゃんとの距離を縮めていくことが大切です。

・毎日ちゃんとエサをあげる
・話しかけてあげる
・触れそうなときはそっと撫でてあげる

などを意識して、無理せずに慣らしていくべきです。

そうすれば、いつか必ずあなたに心を開いてくれる日もくるはずです。

猫ちゃんのペースに合わせて、焦らずに接していきましょう。

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まとめ

捨て猫は、どれくらいの期間を外で暮らしていたのか分かりません。

ですが、飼い主さんが保護したことでこれから安全で快適な暮らしになるはずです。

今回、捨て猫を飼うのに必ずすべきことを4つまとめましたので、意識して実践してみてください。

ラス
ラス

うちの猫ちゃんも全員野良猫で、そのうち1匹は段ボールに入れられて死にそうだった子を拾ってきて育てました。最初はなかなかエサも食べずでしたが、時間の経過とともに慣れてくれました!今、拾ってきてから19年たちます。目も見えず耳も遠いおばあちゃん猫ですが、なんとか元気に暮らしていますよ♪

>>猫が人にくっついて回る理由は何?

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