自分で狩りをして暮らす猫は、1日のうち半分ほどの時間を、食べ物を探して手に入れることに使うことがあります。家の猫は、同じ量を皿の前に座るだけで食べ終えます。その空いた時間を少し取り戻すのが、フードやおやつを中に入れて遊ぶおもちゃです。
まず結論:おやつが出るおもちゃは、皿と同じくらい簡単な設定から。おやつは1日の総カロリーの1割まで
フードパズルは、皿から食べるのと変わらないくらい簡単な設定で始め、中身はその日の1日量から取り分け、おやつを使うなら1日の総カロリーの1割までに収めます。
フードパズルとは、フードやおやつを中に入れ、猫が転がしたり前足でかき出したりすると少しずつ出てくるおもちゃです。知育トイ、パズルフィーダーとも呼ばれ、市販品のほか、ヨーグルトの容器やトイレットペーパーの芯でも作れます。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 最初の設定 | 中身をあふれるほど入れ、穴は大きく多く。ほとんど手間をかけずに出てくる状態 |
| 置く時間と場所 | お腹がすいている食事の時間に、いつもの皿の横へ |
| いつもの皿 | すぐには片づけない。慣れるまでは皿でも一部を出す |
| 中身の量 | 1日量を量ってから、そこから取り分ける(足さない) |
| おやつを入れるとき | 1日の総カロリーの1割まで。その分を主食から減らす |
| 量を増やす・難しくするとき | ためらわずに食べられるようになったら、まず量を、次に難しさを上げる |
| やめて相談するとき | 食べる量が減った、体重が下がった、食べない時間が長い(後半の囲みを参照) |
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皿で食べる猫には、狩りに使うはずの時間がまるごと空いている
屋外で狩りをする猫は、獲物をねらっても成功するのは2回に1回ほどで、少量の獲物を1日に何度もとる必要があるため、食べ物を得るまでに多くの時間を使います。皿の食事では、この時間がそっくり空きます。
猫はもともと、少ない量を何回にも分けて、ひとりで食べる動物です。
室内飼いの猫は、1日1〜2回、まとまった量をほかの猫と同じ場所で食べるか、いつでも食べられる状態で暮らしていることが多くあります。米国猫臨床医協会(AAFP)の声明によれば、この食べ方では狩りに使っていたはずの時間が空き、退屈しのぎに食べることが食べすぎや肥満につながります。
パズルフィーダーを使ったり家のあちこちにフードを隠したりすると、猫の活動が増え、頭と体への刺激になり、体重の管理にも役立つというのが同じ声明の立場です。ただ、猫への影響を調べた研究はまだ少なく、フードパズルの総説に載った症例も過去の記録をさかのぼったもので、一部ではパズル以外の対策も同時に行っていたため、パズルだけでどれほど効いたのかは分かりません。体を動かす量を増やす工夫のひとつで、これだけで痩せる道具ではありません。
型は4つ:転がす・かき出す・なめ取る・手作り
フードパズルは、転がすと穴から粒が出る型、据え置いて前足で粒をかき出す型、くぼみのウェットフードをなめ取る型、身近な容器で作る手作りの4つに分けて考えると選びやすくなります。
| 型 | 仕組み | 向くフード | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 転がす型(ボール・卵・筒の形) | 前足や鼻で押して転がすと、穴から粒がこぼれる。穴の数や大きさを変えられるものもある | ドライフード、粒のおやつ | 粒が部屋に散らばりやすい。転がる音が夜に響く |
| かき出す型(据え置き) | 土台のしっかりした本体の穴やカップ、溝から、前足で粒をかき出す | ドライフード、粒のおやつ | 溝やカップの角に粒のかすが残りやすい。分解できるか、洗いやすい形かを見て選ぶ |
| なめ取る型(据え置き) | くぼみに入れたウェットフードを、舌でこそげ取るようになめる | ウェットフード | 食べ残しを置いたままにしない。使うたびに洗う |
| 手作り | ヨーグルトの容器、トイレットペーパーの芯、卵のパック、ペットボトルに穴を開ける。ウェット用は製氷皿やマフィン型 | ドライもウェットも(容器による) | 紙や薄いプラスチックはかじって壊れやすい |

どれから始めるかは、猫のふだんの遊び方で決めます。おもちゃを前足で扱う猫は、転がす型でも据え置き型でもなじみやすく、鼻で押して遊ぶ猫は、最初は転がす型のほうが使いやすいとされています。ウェットフードが中心の猫なら、なめ取る型が合います。夜の音が気になる家は、据え置き型のほうが静かです。
手作りは、製氷皿のくぼみにウェットフードを入れてヨーグルトのふたを上から軽くかぶせる、といった工夫で難しさも変えられます。お金をかけずに試したいときは、手作りから入るのもひとつの方法です。ひもで吊るして前足でたたく型もありますが、飼い主が見ているときだけ使うものです。
空腹の食事どきに皿の横へ置き、見つける・量を増やす・難しくするの順に進める
フードパズルは、空腹の食事どきにいつもの皿の横へ置き、①すぐ出てくる簡単な設定で見つけさせる、②パズルから出す量を増やす、③穴を減らして難しくする、の3段階で進めます。
皿でしか食べたことのない猫は、食べ物のために手間をかけることを最初は嫌がることがあります。いつもの皿を「ここなら安心して食べられる」という目印にしている猫もいるので、皿はすぐには片づけず、横に選択肢として並べます。怖がりの猫は、静かな部屋に置くと落ち着いて調べられます。
- 見つける段階:中身をあふれるほど入れ、穴は粒が引っかからずに通る、いちばん大きく多い設定にします。据え置き型なら、カップからこぼれるくらい入れます
- 量を増やす段階:パズルの前でためらったり、あたりを見回しながら食べたりしなくなったら、まず1回の食事の一部を移し、次に1回分、その次は2回分というように、食事の回数で少しずつ増やします。皿の量はその分減らします。中身はいつものフードに戻し、おやつを混ぜ続けるなら、そのカロリーを1日の総カロリーの中に数えます(次の見出しで説明します)
- 難しくする段階:1日分の多くをパズルから迷わず食べられるようになったら、穴の数を減らす、小さくする、中が見えない容器に替える、フローリングからカーペットの上に移す、といった変え方があります。小さなパズルを大きなパズルの中に入れる、中におもちゃのボールを入れて粒を出にくくする、棚の上など高い場所に置く(飛び乗りに不安のない猫だけ)といった方法もあります
猫がパズルに気づかないときは、ドライ用ならまわりの床にも粒を置きます。まわりを食べるうちにパズルが動いて粒が出る流れに、猫が自分で気づきやすくなるからです。飼い主が軽く転がして見せるのも、最初だけ好物のおやつを混ぜて誘うのも手です。

何日で次へ進む、という決まった目安はありません。日数ではなく、猫がためらわずに使えているかで次に進みます。簡単すぎる状態が続くと、猫が飽きて見向きもしなくなることがあるので、慣れてきたら型や置き場所を変えて何種類かを使い回し、最終的には1日分をすべてパズルから与えることを目標にします。
毎日の手間を減らすには
- ドライ用のパズルを7日分の数だけ用意できるなら、1日分ずつ量ったフードから取り分けて詰め、密閉容器に入れておくと、準備が週1回で済みます。皿には、その日の1日量からパズルの分を引いた残りを出します
- 夜の音が気になる家では、夜は据え置き型にするか、転がす型を寝室から離れた部屋で使います
- 粒の散らかりが気になるなら、使う部屋を決めます。ただし狭い場所に限るほど猫は動かずに済み、簡単になりすぎます
中身は1日量から取り分け、おやつは1日の総カロリーの1割までに数える
パズルに入れるフードは朝に量った1日量から取り分け、おやつを入れる日は、そのカロリーを1日の総カロリーの1割までに収めて主食を減らします。
パズルの分は1日量に上乗せしないので、1日の合計は変わりません。おやつを入れるなら、粒の小さいものを選ぶと、カロリーをあまり増やさずに、猫が粒を出せる回数を増やせます。いつものフードだけの日は、おやつの枠は使いません。
量はカップ1杯のような目分量より、1g単位のキッチンスケールで量るほうが正確です。朝に量って出し、翌朝に残りを量れば、その猫が1日で実際にどれだけ食べたかが分かります。パズルから出た粒が家具の下に転がっていることもあるので、転がす型を使い始めた時期はとくに、食べた量を残りで確かめます。
減量中の猫にもフードパズルは使えますが、パズルは食べる時間を延ばし、体を動かすきっかけを作る道具です。目標の体重、1日に減らす量、減らすペースは、動物病院で決めてもらいます。ダイエットの進め方そのものは猫の肥満度チェックとダイエットの進め方にまとめています。
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失敗しやすいのは、難しすぎる設定と、使えるようになる前に皿を片づけること
フードパズルでつまずきやすいのは、最初から穴の小さい難しい設定で渡すことと、パズルから食べられるようになる前にいつもの皿を片づけてしまうことです。
皿を早く片づけて食事を抜かせるのが危ないのは、太り気味の猫で食べない状態が続くと、肝臓に脂肪がたまる肝リピドーシスという命に関わる病気の引き金になるおそれがあるからです。白目や歯ぐきが黄色っぽく見えたら(黄疸)、すぐ受診します。黄疸が出るのを待たず、太り気味の猫が半日ほとんど食べないときは、その日のうちに相談します。
よくある失敗
- 最初から穴の小さい設定で渡す。解けない課題は、動物によっては恐れや攻撃的なふるまいにつながります。総説の著者らは、難しさを少しずつ上げた猫では、そうした例に出会っていないと書いています。使ってくれないときは、1つ前の段階に戻します
- パズルから迷わず食べられるようになる前に、いつもの皿を片づける。パズルから出せずに食事を何回か抜くだけでも、とくに太り気味の猫には危険です。始めたばかりの時期は、食べているかを目で確かめます
- お腹のすいていない時間に置く。いつでも皿に食べ物がある状態では、猫がわざわざパズルを使う理由がありません。やる気が起きないことも、猫がパズルを使わない代表的な理由のひとつです
- ひもで吊るす型を置いたまま出かける。窒息の危険があり、ひもを飲み込むと腸を傷つけることもあるので、飼い主が見ているときだけ使い、終わったらしまいます。息が苦しそう、何度も吐くといった様子があれば、すぐ受診します
- 手作りの紙の芯や容器を、かじられたまま使い続ける。破片を飲み込む前に片づけておくほうが安心です。割れた市販品も同じです。腸がふさがると吐く、食欲が落ちるといった様子が出ますが、飲み込んだかもしれないときは、そうした様子がなくてもすぐ受診します
- 使い方に慣れる前のパズルや、かじって壊れやすい手作りのものを、留守番のあいだ置いていく。慣れるまでは、飼い主が見ていられるときに使います
- ウェットフードを入れたパズルを、洗わずに次の食事に使う
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、ペットの食器と、フードをすくったり量ったりする道具を、使うたびに石けんとお湯で洗い、開けた缶やパウチの残りはすぐ冷蔵庫に入れるか捨てるよう勧めています。これは食器についての説明ですが、ウェット用のパズルも食器と同じに扱うのが安心です。
シニア猫、関節の弱い猫、口の痛そうな猫
シニア猫、子猫、3本足の猫、目の見えない猫でも、どれかの型なら使えていたと総説は報告しています。浴槽や箱の中のように段差のある場所は、関節炎のあるシニア猫には負担なので、平らな床に、軽く押せば動く設定で置いてあげてください。第3段階の高い場所に置く方法も、関節の弱い猫には使いません。
硬い粒の転がす型を急に嫌がるようになったら、口の痛みが隠れていることがあります。猫は痛みを隠すのが上手で、口の炎症ではよだれ、口臭、食欲の低下も見られるので、こうした様子があればパズルは休み、動物病院で口の中を診てもらいます。歯を抜いた猫でも多くはウェットフードなら食べられるので、パズルを使うならなめ取る型が向きます。
多頭飼いでは、猫の数だけパズルを別々の場所に
多頭飼いでは猫ごとに好きな型が違うので、家の何か所かに1頭につき1つ以上のパズルを置き、ほかの猫と取り合わずに食べられるようにします。
人気の型があるなら、同じ型を頭数分そろえます。猫はもともとひとりで狩りをする動物で、同じ場所で並んで食べさせられるのは不自然な状態です。とはいえ並んで使える猫もいて、保護施設で集団で暮らす猫27頭のうち23頭が、猫どうしの攻撃が増えることなくパズルを使えたという報告があります。
一緒に食べているからといって、その猫たちが落ち着いているとは限りません。AAFPの声明は、食事中の次のような様子を不安や緊張のサインに挙げています。
- 絶えずあたりを見回す
- フードに近づくのをためらう
- 耳を後ろに寝かせる、または横に倒す(いわゆるイカ耳)
- 背を丸めて低くかがんだ姿勢で食べる
1頭がパズルの前に陣取って、ほかの猫に使わせないこともあります。その場合は、互いの姿が見えない場所に分けて置き、トイレのすぐ近くは避けます。犬もいる家では、猫なら飛び越えたりくぐったりできて、犬は通れない高さにベビーゲートを付け、その奥でパズルを使う方法があります。
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食べる量や体重が減ったら、皿に戻して動物病院へ相談
パズルを始めてから食べる量が減った、体重が下がったというときは、いったん皿での食事に戻し、下の目安に当てはまれば動物病院へ相談します。
パズルに切り替えた時期は、猫が必要な量を本当に食べられているかを飼い主が確かめる時期でもあります。シニア猫、体の弱っている猫、持病のある猫は、とくにこまめに見ます。
慣れるまでのあいだ続けること
- 翌朝、皿とパズルの残りを量り、1日で食べた量を確かめる
- 体重を、同じ体重計・同じ時間帯で測る
パズルをやめて、動物病院へ
すぐ受診(夜間・休日は救急対応の病院へ)
- ぐったりしている
- 何度も吐く
- 血便が出る
- おしっこが出ない
- 呼吸が苦しそう(口を開けて息をする、お腹を大きく動かして息をする)
- 白目や歯ぐき、耳の内側の皮膚が黄色っぽい(黄疸)
- おもちゃのひもや破片を飲み込んだ、または飲み込んだかもしれない
当てはまったら、その日のうちに受診・相談(食べない時間は編集部の目安)
- 生後2か月未満の子猫が、数時間続けてミルクやご飯をまったく口にしない
- 生後2か月以降の子猫・シニア猫・持病のある猫が、半日(約12時間)まったく食べない
- 太り気味の猫が、半日(約12時間)ほとんど食べない(体重が減る前でも連絡)
- 成猫が24時間以上、まったく食べない
上に当てはまらなくても、皿に戻したのに食べる量が戻らない、測り直しても体重が下がっているときは、かかりつけの動物病院に相談します。食べないときの見分け方は猫がご飯を食べないときの記事に詳しく書いています。
あわせて読みたい猫の体重の測り方と、減ったときの相談の目安
よくある質問
猫のダイエット中に、おやつをおもちゃに入れてもいい?
入れてかまいませんが、減量中はおやつを足すより、動物病院で決めてもらった1日量のフードから数粒をパズルに回すほうが、カロリーを増やさずに済みます。おやつを使う日は、そのカロリー分だけ主食を減らします。
多頭飼いで、ダイエット中の猫の量だけを管理するには?
食べる場所を分けるのが基本で、マイクロチップを読み取って決まった猫にだけふたが開く給餌器や、ベビーゲート、入口の大きさで入れる猫を限る仕切りが、AAFPの声明で紹介されています。パズルを1頭ずつ別の部屋で使えば、誰がどれだけ食べたかも分かりやすくなります。
最初の日は、1粒食べれば十分
最初の日は、猫がパズルに鼻を寄せて粒を1粒でも食べれば十分です。翌朝、皿とパズルの残りを量って、いつもと同じだけ食べたかを確かめてください。
この記事について
ふぁみもん編集部が、公開されている資料をもとに執筆・編集しました。文章の下書きと公開前の点検に生成AIを補助として使い、採否と最終判断は編集部が行っています。本文の写真は生成AIで作ったイメージです。獣医師など資格を持つ専門家の監修は受けておらず、生成AIによる点検は専門家の確認には当たりません。一般的な情報であり、個々の猫の診断・治療はかかりつけの動物病院の判断を優先してください。点検の手順と訂正の方針は編集方針に、誤りのご指摘はお問い合わせへお願いします。
参考資料:
- Food puzzles for cats: Feeding for physical and emotional wellbeing(Dantas LMら, J Feline Med Surg・2016年・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: 狩りの試みの約半分が獲物につながること、フードパズルの定義と型(動かす型・据え置き型・手作り、ウェット用のくぼみ)、手作りの材料、型の選び方の表、始め方(空腹時に皿の横へ、あふれるほど入れる、まわりに粒を置く、皿の一部を残して徐々に増やす)、難しくする方法、吊るす型の窒息の危険、食事を抜くことが太り気味の猫に危険であること、慣れたあとは全量をパズルからという最終目標、使ってくれない代表的な理由、解けない課題で恐れや攻撃が出ることがあること、1週間分の作り置き、夜の音と使う部屋、高齢の猫・障害のある猫の使用例と関節炎の猫への配慮、多頭飼いで1頭1つ以上・保護施設の27頭中23頭の報告、犬のいる家のベビーゲート、症例が後ろ向きで一部は他の対策と併用だったという限界。
- Feline feeding programs: Addressing behavioural needs to improve feline health and wellbeing(米国猫臨床医協会 AAFP のコンセンサス声明, Sadek Tら, J Feline Med Surg・2018年・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: 猫が1日の半分を食べ物探しに使い得ること、少量を何回もひとりで食べる習性、室内の食事で生じる時間の空白と退屈による食べすぎ、パズルフィーダーで活動と刺激が増え体重管理に役立つこと、簡単な型から始めること、1日量を小分けにしてパズルで与えること、おやつは総量の10%までで1日量の計算に含めること、キッチンスケールと24時間後の再計量、実際に食べているかと体重の定期的な確認、多頭飼いで場所を分ける・姿が見えないように・トイレから離す、食事中の不安のサイン、マイクロチップ式の給餌器・ベビーゲート・入口の大きさでの仕切り、高い場所(置き場所として)は体の状態が許す猫だけ。
- Tips for Safe Handling of Pet Food and Treats(米国食品医薬品局 FDA・2024年5月更新・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: 食器と計量・すくう道具を使うたびに石けんとお湯で洗うこと、缶やパウチの残りをすぐ冷蔵するか捨てること。
- Dental Disorders of Cats(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2024年更新・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: 口の炎症のサイン(口の痛み・よだれ・口臭・食欲の低下)、猫が痛みを隠しやすいこと、歯を抜いた猫も多くはウェットフードを食べられること。
- Disorders of the Stomach and Intestines in Cats(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2025年更新・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: ひものような細長い異物が腸を傷つけ得ること、胃や腸がふさがったときのサインに嘔吐と食欲の低下が多いこと。
- Feline Hepatic Lipidosis(MSD獣医マニュアル・2025年更新・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: 肝リピドーシスが命に関わり得る猫の肝臓の病気であること、食欲不振や食事がとれない状態が太った猫で肝リピドーシスの素地になること、症状に黄疸が含まれること。
- Disorders of the Liver and Gallbladder in Cats(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2024年更新・英語)— 参照日 2026-09-21 / 使った箇所: 黄疸が皮膚・粘膜・目に見える黄色みであること。
編集部の判断・目安(上記の資料が示した基準ではありません)
- 4つの型の分け方(資料の「動かす型」「据え置き型」のうち、据え置き型をドライ用とウェット用に分けたもの)
- ウェット用のパズルを食器と同じく使うたびに洗うこと(FDAの食器についての説明を当てはめたもの)
- かじられた手作りのパズルや割れた市販品を片づけること、慣れる前のパズルや壊れやすい手作りのものを留守中に置かないこと
- かき出す型は分解できるか・洗いやすい形かを見て選ぶこと
- 高い場所に置くことを難しくする方法に含めたこと(AAFPの声明の、体の状態が許す猫は高い場所を食事場所に使えるという記述を当てはめたもの)
- 硬い粒を嫌がることを口の不調の手がかりに挙げたこと(MSDの口の炎症のサインからの推論)
- パズルに移す量を食事の回数(1回分の一部、1回分、2回分)で増やすこと、ドライ用を1日分ずつ量って作り置くこと
- 始め方の段階を日数ではなく猫の様子で進めること(資料に日数の目安がないため)
- 受診の目安の食べない時間: 生後2か月未満の子猫は数時間、生後2か月以降の子猫・シニア猫・持病のある猫は半日まったく食べない、太り気味の猫は半日ほとんど食べない、成猫は24時間(サイト内の記事の目安にそろえたもの)
- 「すぐ受診」の項目: サイト標準(ぐったり・何度も吐く・血便・おしっこが出ない)に、この記事で扱う窒息と肝リピドーシスに対応するサイン(呼吸が苦しそう・黄疸。猫の体重の記事と同じ文言)と、ひもや破片の飲み込みを足したもの
最終更新: 2026年9月25日(更新内容: 新規公開)


