「猫と一緒に寝る」。
猫を飼われている方なら幸せを感じる瞬間の一つであり、猫を飼っていないけど猫好きの方にとっては憧れであるかもしれません。
猫の寝床は用意してあるのに、布団の中に入ってきて一緒に寝る猫。
私の飼っている2匹の猫は、子猫は布団に入ってきますが1歳の成猫は布団に入ってきてくれません。
「そもそも猫はどうして布団に入って寝るの?」「入って来ない子はどうして?」
など、猫が人と一緒に寝る理由や猫の気持ちの真相に迫ってみようと思います。
猫が飼い主と一緒に寝たがる4つの理由
そもそも、どうして猫は飼い主と一緒に寝るのでしょうか?
それにはいくつかの理由があるようです。
①子猫気分が抜けず飼い主を親と思って甘えている
室内飼いされていて、避妊手術を受けている猫は、大人になっても子猫気分が抜けていない子が多いです。
長い時間一緒にいる飼い主のことを、母猫と思っている猫が多いようですね。
つまり、安心できる親のような飼い主に甘えて一緒に寝ているのです。
野生の本能が残っている猫には、心を許している信用している相手でないと一緒に寝ることはありません。
そして、狭くて暗い場所を好む猫にとって、布団の中は安心で安全なもっとも落ち着く場所だと言えるのです。
②飼い主を信頼している
本来、猫は警戒心がとても強い生き物です。
「眠っているとき」の無防備で危険な状態で一緒に寝るということは、飼い主を信頼しているからと言えるでしょう。
そして、飼い主のそばにいれば危険が及ばないと安心している証拠です。
③飼い主を守っている
猫にとって飼い主は、信頼できる存在であるとともに、猫の所有物または縄張りのようなものと思っているようです。
・・・何か複雑ですけどねw
そのため、新しい猫が来たりして他の猫に独占されると嫉妬することもあるのです。
ですから、そばで眠ることで飼い主(縄張り)を守っているとも言えるのです。
④子猫のころからの習慣
子猫のころからずっと一緒に寝ていると、それが習慣化されて大きくなっても一緒に寝るようになります。
ですが、一緒に寝る習慣のない猫は、残念ながら途中から一緒に寝ようとしても難しいかもしれません。
愛猫と一緒に寝たい!どうやったら一緒に寝れる?
「飼い猫と一緒に寝たいのになかなか寝てくれない・・・」
なんて方、猫ちゃんは、
・飼い主を不快に思っている
・単純に猫の自立
なんて思っているかもしれません。
猫は家の中で一番心地の良い場所を知っていると言われています。
押し入れの奧、こたつの中、タンスの上・・・もしかしたら、布団より居心地の良い場所なのかもしれません。
さらには、飼い主を不快に思っている場合も・・・。
猫は、音やにおいに敏感なので香水のにおいがきつかったり、猫の苦手やタバコや柑橘系のにおいがきつかったりしているかもしれません。
こういった場合は、最初のうちは布団に誘導しながら、短い時間でもいいので一緒に寝ることが大切です。
すぐピュンっと逃げても捕まえないこと。
「布団の中が安心する」「心地良い場所」と少しずつすり込んでいくんです。
うちの猫ちゃんの場合は、これで見事に成功しました。今では2匹ともすっかり布団がお気に入りです。
関連記事:猫のゴロゴロに秘められたメッセージとは?
まとめ
猫が一緒に寝てくれる理由が、自分を信頼して一緒に寝てくれるなんて嬉しいですよね。
猫が完全に自分の体に寄りかかって、ゴロゴロ喉を鳴らしながら寝てくれる猫を撫でながら寝入る、この瞬間が私は大好きです。
みなさんの愛猫さんはどんな風に寝ていますか?
愛猫さんの様子で、飼い主さんをどんな風に思っているのかわかるかもしれませんね。
なかなか一緒に寝てくれないのは何でだろう・・・と気にしている方、猫ちゃんが一緒に寝にくい環境になっていないかチェックしてみてください。
きっとそのうち、モソモソ布団に入ってきてくれるようになると思いますよ♪
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