猫のくしゃみ・鼻水|何日で受診?猫風邪と今すぐ病院のサイン

朝、猫の鼻の下が光っていて、ティッシュでふくと少し黄色い。ときどき出るくしゃみは心配いりませんが、くしゃみが2〜3日を超えて続く、緑・茶・黄色のどろっとした鼻水や血の混じった鼻水が出るときは、動物病院に相談します(英国の猫の福祉団体Cats Protection)。

次の様子があれば、この先を読む前に動物病院へ電話してください

  • 口を開けて息をしている、肩やお腹を大きく動かして苦しそうに息をしている
  • 静かに眠っているとき(夢を見てピクピクしていないとき)の呼吸が、1分間に40回を超えている(15秒で11回以上)
  • ぐったりしている、歯ぐきや舌が青白い・紫っぽい

呼吸は、胸が上がって下がるのを1回として15秒数え、4倍します。猫はふだん鼻で息をします。息が苦しそうなときは、くしゃみや鼻水の程度にかかわらず、夜間・休日でも救急対応の病院に電話してから向かいます。抱きかかえて口の中をのぞいたり、鼻をふいたりせず、キャリーに入れて静かに運んでください。かかりつけの時間外の連絡先と、近くの夜間救急病院の電話番号は、今のうちにスマホに登録しておきます。

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まず結論:2〜3日を超えるか、色や血の鼻水なら電話

成猫の単発のくしゃみは様子見でよく、くしゃみが2〜3日を超えて続くか、色や血のついた鼻水が出たら動物病院に電話し、食べていない猫は日数を待たずに相談します。

成猫のくしゃみ・鼻水で動物病院に連絡する目安(Cats Protection・コーネル大学猫健康センター・MSD獣医マニュアル・PDSAの記載をもとに編集部が4段階に整理)
急ぎ具合 当てはまる様子 どうするか
今すぐ(夜間・休日も) 口を開けて息をする/肩やお腹を大きく動かして息をする/静かに眠っているときの呼吸が1分間に40回を超える(15秒で11回以上)/ぐったりしている/歯ぐきや舌が青白い・紫っぽい 電話してから、かかりつけか救急対応の病院へ向かう
すぐ電話して当日中に受診 鼻水に血が混じる・鼻血が出る/目を細める、目を開けにくそうにする/急に激しいくしゃみやえずきをくり返し、前足で鼻をこする/食べず、水も飲まない/まったく食べないまま丸1日(子猫・シニア猫・持病のある猫・太り気味の猫は半日) 気づいた時点で電話し、その日のうちに診てもらう。夜間・休日に気づいたら救急対応の病院に電話して指示を受ける
電話して受診日を決める くしゃみが2〜3日を超えて続く/黄・緑・茶色のどろっとした鼻水が出る/片側の鼻だけから鼻水が続く/いびきや鼻づまりの音が続く/顔や鼻すじが腫れる、顔の形が変わった、片目が出てきたように見える/治療で治まったあとも同じ症状をくり返す かかりつけに電話して受診日を決める。様子が上の段に変わったら予約を待たない
様子を見てよい くしゃみが単発、または1日に数回で、透明でさらさらの鼻水が少し出る程度。元気・食欲・寝ている時間がいつもどおり 日付と、連発したかどうか、鼻水の色をメモし、2〜3日以内に治まるかを見る

静かに眠っているときの呼吸が、何度数えても1分間に35回を超える(15秒で9回以上)なら、その日のうちに電話で相談してください。40回と35回は編集部の目安で、根拠は記事の末尾に書いています。

食べていないときは、くしゃみが何日目でも、食べていない時間で動きます。ほかに症状のない成猫は12〜24時間で一度電話で相談し、まったく食べないまま丸1日たったら受診します。子猫・シニア猫・持病のある猫・太り気味の猫は半日で電話し、丸1日を待たずに受診します。

子猫・シニア猫・持病のある猫は猫風邪が重くなりやすく、命にかかわることもあります(Cats Protection)。くしゃみや鼻水が続く、または食べる量が落ちたときは、成猫の2〜3日を待たずに電話で相談してください。

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くしゃみは日数、鼻水は色と左右で見る

ときどき出るくしゃみはほこりや強いにおいへの反応のことが多く、受診を決める手がかりになるのは、続いた日数と、鼻水の色、片側だけかどうかです。

Cats Protectionによると、ときどきのくしゃみは、鼻の中が何かに刺激されたためで、自然に治まることが多いものです。刺激になりやすいのは、ほこりや煙、香水のように強いにおいのするものです。掃除機をかけた直後、芳香剤を置いた日、線香やお香をたいた部屋で続けてくしゃみをしたなら、まずその日の部屋の変化を思い出してください。猫のアレルギーによるくしゃみは、人より少ないとされています。

くしゃみを1回ずつ数える必要はありません。見ておきたいのは何日続いているかで、連発する日が2〜3日を超えて続くなら、早見表のとおり受診日を決めてください。

鼻をブーブー鳴らしながら空気を短く吸い込む「逆くしゃみ」は、犬によく見られるもので、猫ではあまり見られません。ただ、鼻炎のある猫では、鼻をすっきりさせようとして同じような吸い込みが起きることがあります。猫で逆くしゃみのような音をくり返すなら、鼻の病気のサインとして受診のときに伝えてください。動画を撮っておくと、獣医師が音を確かめられます(逆くしゃみの記載はCats Protection、MSD獣医マニュアル)。

鼻水の見た目と、考えること(Cats Protection・MSD獣医マニュアルの記載をもとに編集部が整理)
鼻水の見た目 考えられること どうするか
透明・さらさら・少量 ほこりなどの刺激。猫風邪の出はじめも透明から始まる 元気・食欲があれば2〜3日様子を見る。量が増えたり色がついたら相談
黄・緑・茶色でどろっとしている ウイルス感染のあとに細菌の感染が重なった状態など 電話して受診日を決める。熱っぽい、食べないなら当日中
血が混じる・鼻血 鼻の中の腫瘍、鼻に入った異物、くしゃみのしすぎによる鼻の中の傷など すぐ電話して当日中に受診
片側の鼻だけから続く 鼻の中のできもの(最初は片側から始まることが多い)、異物、歯の病気など 電話して受診日を決める。血が混じれば当日中

MSD獣医マニュアルによると、猫風邪の鼻水は最初は透明で、まもなく量が増え、粘り気と膿を含むようになります。黄色や緑になったのは、細菌の感染が重なったサインのことがあります。色がついた時点で、一度かかりつけに電話してください。

鼻水に血が混じっていたら、急いで獣医師に相談します。考えられるのは、鼻の中のできものや腫瘍、鼻に入った異物、くしゃみのしすぎで鼻の中の皮膚が切れたことなどです(Cats Protection)。家ではどれか区別できないので、くしゃみ続きで一度だけ点のように赤いものが付いた、という場合も含めて電話で伝えてください。

猫風邪は2つのウイルスが主な原因

完全室内飼いの成猫でも、引っ越しや来客のストレスのあとに症状が出ることがあり、原因の多くは猫ヘルペスウイルス(猫ウイルス性鼻気管炎)と猫カリシウイルスです。

猫風邪とは、こうしたウイルスなどによる鼻やのどの感染症のことで、くしゃみや鼻水、目やにに加えて、よだれが出る、熱っぽい、食欲が落ちる、いつもより長く眠る、せきをする、口の中に潰瘍ができる、といった様子が見られます。ヘルペスウイルスでは熱、くり返すくしゃみ、目の炎症(結膜炎)、鼻の炎症が出て、熱は40.5℃に達することもあります。治るまでの期間は、Cats Protectionによれば、軽い場合は獣医師の治療を受けて1〜2週間で良くなることが多く、MSD獣医マニュアルによれば、ヘルペスウイルスでは軽ければ5〜10日、重いと6週間ほど症状が続きます。カリシウイルスは口の中の潰瘍を起こしやすく、口が痛くて食べられなくなる猫もいます。ボルデテラやクラミジアといった細菌がかかわることもあります。

「完全室内飼いで、ほかの猫と会っていないのに、大人になってから急に猫風邪の症状が出た」というのは、珍しいことではありません。米国コーネル大学猫健康センターによると、猫の最大97%が一生のうちにヘルペスウイルスにさらされ、さらされた猫の最大80%ではウイルスが体に一生残ります。そのうち最大45%は、主にストレスがかかったときに、ときどきウイルスを外に出します。引っ越し、新しい猫を迎えた、入院や手術、来客が続いた、といった出来事のあとに症状が出たら、そのことも受診のときに伝えてください。ヘルペスウイルスは目の表面(角膜)に潰瘍を作ることもあるので、目を細める、開けにくそうにするときは、くしゃみが軽くても当日中に電話します。

ワクチンを打っていても、くしゃみは出ることがある

コーネル大学は、猫ヘルペスウイルスのワクチンはすべての猫に、猫カリシウイルスのワクチンはすべての健康な猫に勧めています。ただし今のワクチンは、感染をすべて防ぐものではなく、病気を軽くし、ウイルスを外に出す量を減らすものです。重い症状や入院が必要になる可能性も大きく減らせます。前回の接種がいつだったかを確かめ、追加の時期はかかりつけと相談してください。

長引く鼻水は、慢性鼻炎・歯・腫瘍・異物を調べる

何週間も続く鼻水の多くは猫風邪やその後の鼻炎ですが、シニア猫で片側から始まる鼻水や鼻血を伴う場合は、腫瘍も含めて検査で原因を確かめます。

くしゃみ・鼻水が長引くときに考えられることと、病院で調べること(MSD獣医マニュアル・Cats Protection・コーネル大学猫健康センターの記載をもとに編集部が整理)
考えられること 手がかりになりやすい様子 病院で調べること
慢性鼻炎・副鼻腔炎 重い猫風邪のあとから、くしゃみや鼻水が出たり止んだりする。前足で顔をこする、いびき 問診と診察、X線、CT、鼻の内視鏡、鼻の組織の検査など。ほかの原因を順に除いていく
歯や歯ぐきの病気 口のにおい、硬いものを食べにくそうにする 口の中の診察、歯のX線など
鼻の中の腫瘍・できもの シニア猫で、片側から始まる長引く鼻水、血の混じる鼻水、顔の形の変化、目が飛び出して見える CT、組織をとって調べる検査(生検)
鼻やのどに入った異物 急に激しいくしゃみやえずきが始まる。鼻血 診察、画像検査、鼻の内視鏡など
ウイルス・細菌・真菌の感染 熱、目やに、口の潰瘍。真菌(クリプトコッカスなど)では鼻すじにこぶができることがある 鼻や目、口をぬぐった綿棒でウイルスの遺伝子を調べる検査(PCR)、血液検査など

MSD獣医マニュアルは、重いウイルス感染のあとに鼻や副鼻腔の炎症が慢性化することが多く、慢性の鼻副鼻腔炎は管理が難しく、完治はまれだとしています。症状を抑えながら付き合っていく病気になることがあります。猫の鼻の腫瘍は犬より少なく、診断されたときの平均年齢は12歳で、最もよく見られるのは粘液や膿、血を含む長引く鼻水です。最初は片側の鼻から始まり、のちに両側になることが多くあります。

歯や歯ぐきの病気は痛みや鼻への感染の広がりにつながり、草の葉が鼻やのどに入って急なくしゃみやえずきを起こすこともよくあります(Cats Protection)。草を食べる猫や、ベランダの鉢植えに近づける猫では、くしゃみが始まった直前の行動も思い出してください。

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鼻がつまると、においが分からず食べなくなる

鼻づまりの猫は、くしゃみが軽く見えても食べる量が落ちることがあり、くしゃみが何日目かにかかわらず、最後に食べた時刻から数えて受診を決めます。

鼻の通り道がつまると、食欲を引き出す食べ物のにおいが分からなくなります。口の痛みで食べたり飲んだりするのがつらくなる猫もいて、水分と栄養の確保がとても大切です(コーネル大学)。「くしゃみはまだ2日目だから」と待っているあいだに、食べていない時間のほうが先に長くなることがあります。

ほかに症状のない成猫は、まったく食べずに丸1日たったら受診します。12〜24時間の段階で一度電話して相談してください。子猫、シニア猫、持病のある猫、太り気味の猫は半日で電話し、丸1日を待たずに受診します。食べず、水も飲んでいないなら、24時間を待たずに連絡します。

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においで食欲を引き出す工夫

  • ウェットフードを人肌くらい(触ってほんのり温かい程度)に温める。においの強いものを出すのも手です
  • 食べる前に、鼻の周りの鼻水を湿らせた脱脂綿でふいておく
  • フードの銘柄はこの時期に変えない。具合の悪いときに出した新しいフードを嫌いになることがあります

温めすぎは禁物です。器に移してから温め、全体を混ぜて熱いところがないかを指で確かめてください。

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家でできるのは、ふく・湯気・保温の3つ

軽い猫風邪で薬が出なかったときや受診までのあいだは、鼻水をふく、湯気で鼻を楽にする、暖かく休ませるの3つが家でできることで、どれも受診の代わりにはなりません。

猫が嫌がったらそこでやめて構いません。押さえつけて続けるストレスのほうが、体には負担になります。

家でやること

  • 鼻水や目やにの取り方:ぬるま湯で湿らせた脱脂綿で、鼻の外側だけをそっとふく。固まっていたら、湿らせた脱脂綿を30秒ほど当ててふやかしてから取る。1回ごとに新しい脱脂綿を使う
  • シャワーを出して湯気がこもった浴室に、猫と一緒に10分ほどいる。猫から目を離さず、出たがったら無理に留めない。湯船にお湯を張ったまま猫だけを残さない
  • すき間風の入らない暖かい寝床を用意し、静かにさせておく
  • 飲み水を新しくし、朝に器の水面の高さへマスキングテープで印をつけて、夜に減り方を見る
  • 冬のエアコン暖房の部屋は乾きやすいので、湿度計を置いて見る。乾いているときは加湿器を使ってもよい。蒸気の吹き出し口に猫が近づけない場所に置き、アロマオイルは入れない(編集部の目安)
加湿器のあるリビングで猫用ベッドに丸まって眠るキジトラの猫
写真はイメージです

鼻の中に綿棒を入れて鼻水を取ろうとするのはやめてください。鼻の奥は傷つきやすく、猫が急に頭を動かすと粘膜を傷めます。鼻に草などが入っているように見えても、自分で取ろうとしたり、わざとくしゃみをさせて出そうとしたりすると傷を広げることがあるので、そのまま動物病院へ連れて行きます(Cats Protection)。

人の薬や市販品を使わない

  • 人用の風邪薬、解熱鎮痛薬を飲ませない。総合感冒薬に入っていることの多いアセトアミノフェンは、MSD獣医マニュアルによれば、猫では犬よりずっと少ない量で中毒を起こします
  • 人用の点鼻薬・目薬をさない。鼻づまり用の点鼻薬や目薬に使われる成分(オキシメタゾリン、ナファゾリンなど)は、同じマニュアルでペットの中毒の原因になる成分として挙げられています
  • 以前に処方された猫の薬の残りや、同居猫の薬を自己判断で使わない
  • リジンなどのサプリメントを、症状を治すつもりで足さない。コーネル大学は、リジンは効果がなく、かえって症状やウイルスの排出を悪化させうるとする研究があると紹介しています

市販の薬やサプリメントを使いたいときは、与える前に獣医師に相談してください。誤って人の薬を飲んだ、なめたときは、量が少なくても製品の箱を持ってすぐ動物病院へ電話します。

多頭飼いは約2週間、部屋を分ける

くしゃみや鼻水の出た猫は、完全に回復するまでほかの猫と部屋を分け、その期間はふつう約2週間、長いとそれ以上かかります。

部屋を分けているあいだと回復期は、食器・トイレ・寝具をほかの猫のものと別に洗います。猫風邪は唾液や涙、目やにや鼻水で直接うつるほか、汚れた食器や寝具、トイレ、人の手を介してもうつるためです(オーストラリアの動物福祉団体RSPCA)。

部屋を分けるときの段取り

  • 具合の悪い猫の部屋に、トイレ・水・食器・寝床を1組ずつ置く
  • 世話は元気な猫を先に、具合の悪い猫をあとにする。終わったら石けんで手を洗う
  • 食器と寝具は、ほかの猫のものと分けて洗う
  • 同居猫にもくしゃみが出はじめたら、その猫の受診も相談する。ワクチンの接種日をまとめて確かめておく

迎えたばかりの猫を別室で過ごさせるのは部屋に慣れるための期間で、病気の猫を分けるのとは目的が違います。新しく迎えた猫にくしゃみや鼻水があるうちは、先住猫との顔合わせに進まず、獣医師に相談してください。症状がおさまってからも、ストレスのかかる出来事のあとに再び症状が出る猫がいます。

日の当たる窓辺のクッションでくつろぐサバトラの猫
写真はイメージです

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よくある質問

猫風邪は人にうつる?

猫風邪の主な原因である猫ヘルペスウイルスと猫カリシウイルスは、人にはうつりません(Cats Protection)。ただ、くしゃみや鼻水など風邪に似た症状の猫から人に感染する細菌(コリネバクテリウム・ウルセランス)があり、厚生労働省は、国内の人の感染例の多くが犬や猫からだとしたうえで、過度に心配するより、動物に触れたあとに手を洗うことが大切だとしています。熱やのどの痛みが続くときは、猫を飼っていることを伝えて受診してください。くわしくは猫から人にうつる病気10種と予防にあります。

猫の鼻水は自然に治る?

軽い猫風邪では良くなっていく猫も多いものの、自然に治るかどうかは家では見分けられません。2〜3日を超えて続く、色のついた鼻水が出る、食べる量が落ちたときは受診し、口を開けて息をするなら夜間でも今すぐ病院へ向かいます。

くしゃみメモは日付・色・左右・食べた量

くしゃみに気づいた日から、日付と鼻水の色、左右どちらの鼻からか、その日に食べた量を1日1行だけ書けば、電話で獣医師に伝える材料になります。

「火曜の夜から。透明。両方。いつもどおり完食」の1行が3日分並べば、様子見を続けるか電話するかを、その場で決められます。色がついた日、食べ残した日、片側だけになった日が来たら、その行を見せながら電話してください。

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この記事について

ふぁみもん編集部が、公開されている資料をもとに執筆・編集しました。文章の下書きと公開前の点検に生成AIを補助として使い、採否と最終判断は編集部が行っています。獣医師など資格を持つ専門家の監修は受けておらず、生成AIによる点検は専門家の確認には当たりません。一般的な情報であり、個々の猫の診断・治療はかかりつけの動物病院の判断を優先してください。点検の手順と訂正の方針は編集方針に、誤りのご指摘はお問い合わせへお願いします。本文の写真は生成AIで作ったイメージです。

参考資料

  • Why is my cat sneezing?(Cats Protection・2023年10月12日掲載・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: ときどきのくしゃみは心配いらず鼻の中の刺激で自然に治まること、2〜3日を超えて続く・緑・茶・黄色のどろっとした鼻水や血の混じる鼻水なら獣医師に相談すること、刺激(ほこり・煙・香水など強いにおい)、アレルギーによるくしゃみは人より少ないこと、歯や歯ぐきの病気が痛みや鼻への感染につながること、急なくしゃみやえずきは鼻やのどの異物(草の葉が多い)のことがあること、鼻のできもので血の混じる鼻水が出ること、猫風邪は1〜2週間で良くなることが多いこと、血の混じる鼻水の3つの原因と急いで相談すること、異物を自分で取ろうとしたりくしゃみをさせて出そうとしないこと、猫風邪は人にうつらないこと、逆くしゃみは猫では典型的でないこと。
  • Cat flu(Cats Protection・掲載日の表示なし・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 猫風邪の症状8つと獣医師に連絡すること、重くなりやすいのはとても若い猫・とても年をとった猫・免疫の弱った猫で、こうした猫では命にかかわりうること、ストレスや病気のときに再び症状が出る猫がいること、家でできること(暖かく静かに休ませる、湿らせた脱脂綿で目と鼻の分泌物をふく、食事を少し温める・においの強いものを出す、湯気のこもった浴室に一緒にいる・目を離さず無理に留めない)、ワクチンは感染は防がないが重症化と入院の可能性を大きく減らすこと、多頭飼いでは寝具と食器をよく洗うこと。
  • Respiratory Infections(コーネル大学猫健康センター・2018年6月更新・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 猫の最大97%がヘルペスウイルスにさらされ、その最大80%でウイルスが一生残り、うち最大45%が主にストレスのときにウイルスを出すこと、ヘルペスウイルスが角膜の潰瘍と熱を起こすこと、鼻づまりで食べ物のにおいが分からなくなり口の痛みで食べにくくなること・水分と栄養の確保が大切なこと、ヘルペスのワクチンはすべての猫に・カリシのワクチンはすべての健康な猫に勧められ、感染をすべては防がないが重症化とウイルスの排出を減らすこと、下部気道の感染症の説明の中で安静時の呼吸は1分間に35回を超えないとしていること、リジンは効果がなく症状やウイルスの排出を悪化させうるとする研究があること、PCR検査。
  • Dyspnea (Difficulty Breathing)(コーネル大学猫健康センター・更新日の表示なし・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 呼吸が苦しい猫は口を開けてあえぐことがあること、原因に鼻の異物が含まれること、呼吸が楽にできているか疑問があればすぐ獣医師に連れて行くこと。
  • What is cat flu and how is it managed?(RSPCA Australia・更新日の表示なし・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 猫風邪が直接(唾液・涙・目や鼻の分泌物)と間接(食器・寝具・トイレ・人の手)でうつること、完全に回復するまで(ふつう約2週間、もっと長いことも)ほかの猫から隔離すること、食器・トイレ・寝具を別に洗うこと、原因にボルデテラ・クラミジアがかかわることがあること。
  • Feline Respiratory Disease Complex(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2018年8月レビュー・2026年5月更新・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: ヘルペスウイルスの熱・くしゃみ・結膜炎・鼻炎、熱が40.5℃に達しうること、鼻水が透明から始まり粘液と膿を含むようになること、ヘルペスウイルスの症状が軽い場合5〜10日・重い場合6週間続くこと、カリシウイルスが口の潰瘍を起こすこと。
  • Rhinitis and Sinusitis in Cats(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2018年8月レビュー・2024年9月更新・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 重いウイルス感染のあとに鼻と副鼻腔の炎症が慢性化しやすいこと、鼻炎のサイン(鼻水・くしゃみ・顔を前足でこする・いびき・口を開けた呼吸)、鼻水が二次的な細菌感染で粘液状になること、鼻炎の猫で逆くしゃみのような吸い込みが起きること、真菌(クリプトコッカス)が原因になり鼻すじにこぶができることがあること、X線・CT・鼻の内視鏡・生検による診断、慢性の鼻副鼻腔炎は管理が難しく完治はまれなこと。
  • Cancers and Tumors of the Lung and Airway in Cats(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2018年8月レビュー・2024年9月更新・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 猫の鼻の腫瘍は犬より少なく診断時の平均年齢は12歳、粘液・膿・血を含む長引く鼻水が最もよく見られ片側から始まり両側になることが多いこと、顔や口の変形・目が飛び出すこと、CTと生検による診断。
  • How to: Record a resting respiratory rate(PDSA・2021年11月掲載・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 安静時の猫のふつうの呼吸数が1分間に16〜40回であること、眠っていて夢を見ていないときに数えること、胸の上下を1回として15秒数えて4倍すること。
  • Poisoning from Human Over-the-Counter Drugs(MSD獣医マニュアル 飼い主向け・2020年10月レビュー・2026年5月更新・英語)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 市販薬を与える前に獣医師に相談すること、鼻や目に使う市販の血管収縮薬(オキシメタゾリン・ナファゾリンなど)がペットの中毒の原因になること、猫はアセトアミノフェンに犬より敏感で少ない量で中毒になること。
  • コリネバクテリウム・ウルセランスに関するQ&A(厚生労働省・2009年7月作成・2018年1月更新)— 参照日 2026-10-26 / 使った箇所: 人での国内感染事例の多くは犬や猫からの感染であること、感染した動物はくしゃみや鼻汁などの風邪に似た症状を示すことがあること、過度に神経質になるより、動物と触れあったあとは手洗いを確実に行うこと。

編集部の計算・目安(上記の資料が示した値や基準ではありません)

  • 受診の急ぎ具合の4段階と、各段階への様子の振り分けは、上記の資料をもとに、サイト内の「ご飯を食べない」「老猫がご飯を食べない」「お迎え初日」などの記事と目安をそろえて編集部が整理したものです。食べない時間の目安(成猫は12〜24時間で電話相談・丸1日で受診、子猫・シニア猫・持病のある猫・太り気味の猫は半日で電話し丸1日を待たずに受診、食べず水も飲まないなら24時間を待たない)と、歯ぐきの色・ぐったりしているときに今すぐ動くことは、サイト内の記事と同じ扱いです。子猫・シニア猫・持病のある猫でくしゃみや鼻水が続く、または食べる量が落ちたら成猫の2〜3日を待たずに電話で相談することは、Cats Protectionの「重くなりやすく命にかかわりうる」という記載にもとづく編集部の判断です。「目を細める・開けにくい」を当日中としたのは、ヘルペスウイルスが角膜の潰瘍を起こすという記載にもとづく編集部の判断です。顔の腫れ・変形・目が出て見えるを「受診日を決める」段に入れたのも編集部の判断です
  • 眠っているときの呼吸の目安(夢を見ていないときに1分間に40回を超えたらすぐ電話、何度数えても35回を超えるならその日のうちに電話で相談)は、PDSAが示すふつうの範囲(16〜40回)の上限と、コーネル大学が安静時の呼吸は35回を超えないとしている記載をもとにした編集部の目安で、サイト内の「猫の睡眠時間」の記事と同じ扱いです
  • 刺激の多い日を思い出すこと、逆くしゃみの動画を撮ること、くしゃみを1回ずつ数えず続いた日数で見ること、鼻水の色と左右の表の「どうするか」の列と「片側の鼻だけから続く」行の並べ方、原因と検査の表の「手がかりになりやすい様子」の列の一部(口のにおい・硬いものを食べにくそうにする)と、歯・異物の行の「病院で調べること」の列、くしゃみメモの付け方は、編集部がまとめた目安です
  • 浴室に10分ほど・脱脂綿を30秒ほど当てるという時間、器の水面にマスキングテープで印をつけて飲む量を見ること、冬のエアコン暖房の部屋に湿度計を置くこと、加湿器の使い方(吹き出し口から離す・アロマオイルを入れない)、かかりつけの時間外の連絡先と夜間救急病院の電話番号を登録しておくこと、鼻の中に綿棒を入れないこと、脱脂綿を1回ごとに替えること、ウェットフードの温め方、具合の悪いときにフードの銘柄を変えないこと、元気な猫を先に世話して手を洗うこと、処方薬の残りや同居猫の薬を使わないことは、資料の記載ではなく一般的な安全上の注意として編集部が書いたものです

最終更新: 2026年10月29日(更新内容: 新規公開)

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