子猫は可愛いけど、遊んでいる時に噛まれると歯が小さくて細いから食い込んでとっても痛いですよね。思いっきり噛まれると涙が出るくらいに辛いことも。
「子猫の間は仕方ないかな」と、我慢してはいけません。
子猫が噛むことを許していると、ずっと噛み癖のある猫ちゃんに育つことがあります。
子猫が飼い主さんを噛むのには、どんな理由があるのでしょうか。
子猫が人を噛む理由
・じゃれてる
・ストレスの発散
・歯がかゆい
子猫が人を噛む理由は、主にこの3つであることが多いですね。
じゃれているときに噛まれる人も多いのでは?また、歯が生えてくると「歯がゆい」ので、それで無性にカミカミする・・・ということも考えられます。
また、子猫は生後2週間から3ヶ月くらいまでは「社会化期」といって、猫同士の関わり合い方やエサの食べ方トイレの仕方など、親猫から教えてもらう時期だと言われています。
子猫のカミカミは、だいたい3か月くらいで自然と減ってくることがほとんどです。
子猫の兄弟がいれば、この時期に遊ぶことで、噛まれたときの痛みやじゃれる時の力加減を覚えるのですが、子猫一匹で飼っているときはちょっと注意必要。
「噛んだら痛い」ということを、誰かが教えなければ、それが分からないまま育ってしまうんです。
しつけを始める時期
子猫の教育期間、いわゆる社会化期が来たらしつけの一貫として教え始めましょう。
子猫は生後2週間で離乳しますので、その頃を見計らって2つのしつけを開始します。
ひとつ目は、猫用のおもちゃで遊ぶ習慣をつけることです。
飼い主さんの手にじゃれつかせたり、遊ばせたりしないようにします。
ふたつ目は、子猫が飼い主さんを噛んだ時、「痛い!」と大きな声でリアクションして、噛んだら痛い事を教えてあげましょう。
この2つを実行すれば、社会化期が終わる頃にはほとんど噛まなくなりますよ。もし、1歳を超えても噛むことが多いなら、もう一度しつけを考えてみてもよいでしょう。
関連記事:ある程度までゲージで育てるべき理由とは?
まとめ
子猫が噛むこと、可愛いから我慢してしまう飼い主さんの気持ちは、とてもよく分かります。
でも、噛まれたら痛いことを子猫にきちんと教えてしつけをすると、猫は大人になってからも一緒に暮らしやすい性格になります。痛いことをおおげさにしめし、しばらく相手にしないようにする。
そうすると噛むと相手にしてもらえないことを覚えてくれます。
しつけは愛情をもって根気よく続けましょう。叩いたり怒り過ぎたりすると、子猫はおびえてしまいます。かわいそうなので止めましょう。
コメント