猫が前足で「ふみふみ」する行動にはこんな意味がある!

猫が前足で「ふみふみ」するところ見たことありますか?

ブランケットや布団、また人の上に乗っかってすることもありますよね。

なんともうっとりとした表情で、一生懸命「ふみふみ」する姿、可愛くてたまりません。

でも、この「ふみふみ」する行動をする意味・・・ちょっと気になりますよね。

今回は、猫がふみふみする行動についてまとめてみました。

猫がふみふみする3つのワケ

猫が「ふみふみ」する理由は、

・母猫からおっぱいを飲むときの行動
・甘えたい
・リラックスしたい

の3つが主な理由です。

これは、子猫の時の名残からきていると言われています。

ブランケットや布団、クッションなどに温もりを感じたとき、母猫のおっぱいを飲んでいたときを思い出して、ついつい「ふみふみ」してしまうんでしょうね。

中には、ふみふみしながらお気に入りのシーツなどをチューチューする子もいます。

また、そういったことからふみふみすることでリラックスすることもできるわけです。

猫ちゃんのふみふみには、こんな理由が隠されていたんですね。

飼い主さんの上で「ふみふみ」する理由

基本的に猫は、温かくて柔らかいものや、甘えたいときに「ふみふみ」してきます。

そのふみふみを飼い主さんの上でしてくるということは、母猫のように慕っているという愛情表現だということになります。

飼い主さんのことをあまり好きじゃない猫ちゃんは、基本的には飼い主さんの上でふみふみすることはないはずです。

また、ふみふみはマーキング行為の意味もあると考えられます。

甘えん坊な性格が多いオス猫によく見られる行動で、唾液や足の裏の臭腺から出る匂いを相手につけることで「自分のものだ!」または「ぼくのお母さんだ!」と主張する目的もあります。

また、これも好きな人や安心できる人にしかやらないため、愛猫に愛されているためということになりますね。

関連記事:猫が人について回る理由をまとめてみた

「ふみふみ」はオス猫の方がしないと考えられています

ふみふみをよくする猫ちゃんは、メス猫に多いといわれています。

オス猫の場合は、成長とともに威厳を保つようになってきますし、「自分は強い」というのをアピールしてくる子も多く、そのためにあまりふみふみしない子が多いと考えられています。

・・・といっても、オス猫でもふみふみする子もいますので、ふみふみは、猫ちゃんごとの個性が大きいものでもあります。

うちの猫ちゃんはオスなのに・・・と気にしすぎないようにしましょう。

「ふみふみ」が減ってくるのは成長の証

猫のふみふみは、生後3か月くらいになると減ってくるケースが多いです。

このくらいの時期から一気に成長してく猫ちゃんも多く、同時に内面も成猫に向けて成長していく時期です。

「もう甘えなくても大丈夫」と成長してきた証でもあるのですが、反面ふみふみが見られなくなるのは少しさみしいものでもあります。

そんな気持ちもかかえながら、飼い猫ちゃんの成長をしっかりと見届けていきたいですね。

関連記事:生後3か月の子猫の育て方まとめ

ペットショップから連れてきた猫ちゃんは意外とふみふみする子が多いんです

猫ちゃんがふみふみする・しないは、その子の個性によるところも多いと書きましたが、ペットショップから連れてきた子は、ふみふみをよくする子が多いと考えられます。

理由は、ふみふみは親離れと関係していると言われているからです。

生後3カ月を母猫と過ごしてきた猫ちゃんは、甘えられる時期にしっかりと母猫に甘えているため、ふみふみをあまりしない子が多いようですね。

ペットショップなどだと、生まれて間もなく母猫から離れて育てられることもあるので、うまく親離れできず、甘えん坊に育ってしまうこともあるようです。

実はこういったところでも違いがあるということも覚えておきましょう。

関連記事:子猫の親離れについてまとめてみた

まとめ

猫のふみふみする姿は、なんとも言えない可愛いさがあります。

ですが、それはきちんと親離れできたという、猫にとっては幸せなことなのだと思います。

我が家の猫は、先代の子と今いる2匹のうち子猫は「ふみふみ」をよくしていました。

どちらの子も、まだ生後間もないころに母猫から離れてしまい、十分に母乳を飲むことも甘えることもできなかった子でしたので、「ふみふみ」している姿はとても可愛いですが、母猫と十分な時間を過ごすことができなかったのだと思うと、ちょっと切ない気持ちになってしまいました。

もし、あなたの愛猫が「ふみふみ」していたら、愛情たっぷりの気持ちで愛猫を見守ってあげてくださいね。

ラス
ラス

うちの猫ちゃんもいまだにふみふみすることが多くて・・・甘えん坊なんですがとっても可愛いんです♪一時期は治そうと試みたことがありますが、特に害がある行いでもないのでやめました。さすがに一番の年上のおばあちゃん猫はもうふみふみはないので、年とともに自然と治まっていくものなんでしょうね。

そこまで悩みすぎず、ふみふみの可愛さを堪能しちゃいましょう。

コメント