猫と犬がストレスなくお互い仲良しに暮らせる3つの方法

猫と犬が仲良しにしている動画をみると、可愛くてなんだかほっとしますよね。

最近は猫ブームが来ていますが、やはり犬もかわいい!と思う方もいると思います。

犬と猫も室内飼いが当たり前になっていますが、種類のちがうペットが同じ屋根の下で仲良しになれるのでしょうか。

犬と猫の性質をしって、ストレスがかからないように飼い主が工夫してあげるのがポイントとなってきます。

今回は、猫を飼っている人が、猫と犬がケンカせずに仲良しに暮らせる方法を伝授していきます。

猫と犬が仲良しに暮らす3つのコツ

お互いが仲良く過ごすために、それぞれがくつろげるスペースを置くなどのケアが大切です。

以下に、猫と犬が仲良く暮らすための3つのコツを書きます。

①トイレを別にする

特にトイレは別室にするなど、工夫が必要です。

トイレは、油断をしたら敵が来るかもしれない名残から、猫は危険を感じる場所で用を足しません。

猫砂でウンチを隠すのも、敵から自分の居場所を隠すためとも言われています。

もし隣に犬のトイレがあれば、安心できませんよね。

関連記事:猫にトイレをしつけするときの4つのコツ

 

②猫と犬の好みの場所を知る

猫は高い所が好きなので、高さがあるタワーで逃げ場を作ってあげましょう。

逆に犬は走り回ったり噛んだりするのが大好きです。

追いかけっこをしても、物が壊れないようにするなど対策も同時にしましょう。

さらに危険な場所に行かないように、犬用のゲージを購入して防ぐ方法もあります。

DIY好きであれば、柵などをオリジナルで作ってインテリアに統一感を出している方もいますよ。

 

③フードをしっかり管理する

犬用と猫用のフードをそれぞれ管理していかなければいけません。

まず犬がキャットフードを食べてしまうのは、成長に必要な栄養も異なるのであまりよくありません。

キャットフードは、猫が好むように味付けが外側にコーティングされています。

長期間与えすぎると犬がドッグフードを食べてくれない可能性もでてくるでしょう。

逆にドッグフードは、猫が必要とする必須アミノ酸が配合されていないので長期間与えると失明や真菌症などのリスクが高まります。

どちらも少量であれば問題はありませんが、猫がフードを食べ言わるまでゲージの中に待機させるか、置きエサをしないなどの方法をとらなければいけません。

関連記事:ウェットキャットフードを保存するときに注意したい2つのこと

犬と猫の習性の違いって何?

猫ちゃんの習性

猫はもともとプライドが高く、単独行動を好む生き物。

縄張り意識がとても強くて、自分のテリトリーを特に大切にします。

キレイ好きな所も猫特有でしょうね。特にトイレが汚いと嫌がります。

狩りを本能としているので、獲物を持ちかえる時もあり、時に飼い主にみせることもあります。

得意技は猫パンチ。寝ることも好きで、1日20時間ほど寝る猫もいますが基本的には夜行性です。

 

ワンちゃんの習性

犬は警戒心が強い生き物ですが、基本的に飼い主にかなり忠実。

縄張り意識も猫同様に高いのですが、群れで行動をする傾向があります。

仲間の中でも優先順位をつけているので、逆らうことはありません。

好きなことは穴掘りで、枝や棒などをガリガリかじることが大好きです。

趣味は散歩。外出先で匂いを嗅ぐことで、ストレスを発散しています。

動くものを追っかけたりしたりしますが、長時間のハードな運動は苦手としています。

犬の睡眠時間は1日12~15時間で、夜に寝るスタイルを好むようです。

犬猫を迎えるタイミングで気を付けること

「成犬と子猫」「成猫と子犬」など、それぞれをどのタイミングで迎えるかで気を付けることも変わります。

子猫と子犬同士

親離れをして社会化期にはいった時期は、種類が異なっても相性がよく仲良く過ごします。

興味もある年齢のため、一緒に過ごしても何の苦痛もないことが多いですね。

 

先に成猫がいて子犬を受け入れる

成長した猫はすでに自分の縄張りがあります。

そこに子犬がくると敵だと思い警戒をして、攻撃をはじめる可能性があります。

子犬よりも先住猫にかなりのストレスがかかるので、慎重にならなければいけません。

相性が悪いとされるパターンのため、仲良くなるにはかなりの時間がかかります。

 

成猫と成犬を受け入れる

この年齢になるとお互いが自立しているので、接し方に気をつけないと犬がケガをする可能性があります。

猫パンチで犬の目を傷つけた症例もあるようです。

相性が大切になってくるので、性格のおだやかな犬を選ぶのも対処法の1つです。

仲良くするために最初の対面で必要な3つのこと

初対面で大切なポイントは

・無理をさせない
・どちらかをゲージに入れておく
・匂いで慣れさせる

などで対策をしていきましょう。

猫と犬を同居させるために、急に接するのはあまりよくありません。

急に同じ部屋で対面をさせてしまうとお互いビックリするので、かならずゲージの中で対面するようにします。

目を離さないように気をつけて、少しずつ接する時間を長くしていきましょう。

さらに慣れさせるのに必要なのは「匂い」です。

猫の匂いがついたものを犬に、犬の匂いがついたものを猫に嗅がせて慣れさせるのもポイントになってきます。

匂いを確認しあうことで、お互いの存在も把握できますよね。

関連記事:子猫をケージで育てるべき理由とは?

猫と犬の仲が上手くいかない場合

猫はとにかく新しい環境や、新入りを嫌がります。

高齢になればなるほど性格も頑固になって、犬を受け入れてくれません。

新しい犬を迎え入れると、散歩や生活環境の変化でストレスがかかり、体調不良になる猫もいます

このため部屋を別々にする方法をとります。

さらに、同居で仲良しにさせるために、先住猫の生活を優先させてあげましょう。

猫の気質のせいか、周りの環境に合わせるのが苦手で受け入れるのも時間がかかります。

そこで猫を変えようと努力するのではなく、犬の性格や性別を考えると受け入れやすくなるでしょう。

穏やかで社交的な犬を受け入れるなど、なるべく穏やかな犬種を選ぶのもオススメです。

<オススメの犬種>
・ラブラドールレトリバー
・ゴールデンレトリーバー
・パグ
・スパニエル
・トイプードル
・マルチーズ
・ポメラニアン
・パピヨン
・フレンチブルドッグ

オス犬はリーダ気質があり、支配欲もつよく、しつけを間違えると噛みつき癖が直らない傾向があります。

このため協調性があっておおらかな性格、警戒心や攻撃性も少ないメス犬は、かなりオススメです。

まとめ

猫を飼っていて、犬を受け入れようとすると仲良しになれるか心配になりますよね。

年齢によって受け入れ方も異なりますが、猫と犬同士が仲良くなるかは最終的に相性も関係してきます。

上手く飼うポイントは、急な接近はさけて、お互いの匂いなども活用して慣れさせていきましょう。

猫と犬の習性は違いますが、一緒に仲良く生活をしている家庭はたくさんあります。

どちらもかわいいですが、生き物を新しく迎え入れる際のデメリットも存在します。

デメリットを踏まえて犬を受け入れられるか、きちんと考えた上で行動をしてくださいね。

ラス
ラス

犬と猫を一緒に飼う・・・お互いが小さい時であれば抵抗も少ないですが、成長した後はやはり何かしらの注意が必要ですね!

猫と犬が仲良くしている動画などをみるととっても癒されますけどね♪

一緒に飼われたい方はぜひさんこうにしてください。

コメント